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落ちぶれ魔王のハーレム生活
官能リレー小説 - ハーレム

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落ちぶれ魔王のハーレム生活 33

幾度となく味わったノルの舌が、リタの口の中を蹂躙する。
そう、それは愛撫ではなく蹂躙だった。
今までのようにお互い気持ちよくさせるのではなく、リタを一方的にイカせようとする舌の動き。
ノルの舌はリタの感じるポイントを的確に刺激し、快感を無理やり引き出す。

「んッ、んンッ!?ん〜〜〜ッ!?」

いつもと違うノルに、リタは本能的に恐怖した。
だがノルは彼女を逃がさない。キスをしたまま、彼女の胸に手を伸ばす。
はじけんばかりの弾力とやわらかさを併せ持つ魅惑の果実はノルの手の中でひしゃげ、その形を大きく変える。
普通こんな乱暴につかまれては快感どころか痛くて仕方がないはずだ。
しかしリタの身体はそんな暴力的な愛撫に歓喜し、潮と愛液の涙を流す。
明らかに異常な反応だった。
快感の嵐に呑まれながらリタは思う。

(やっ・・・ダメっ・・・!?は、早くっ・・・逃げない、とっ!?)

だがもう遅かった。
身体にはすでに力が入らず、ノルにしがみついてようやく立っている有様だ。
何より身体がすでに持ち主の意思から離れ、ノルに屈服してしまっている。
喉元に噛み付かれて動けなくなった獲物は、捕食者に食われるのを待つことしかできなかった。
リタが動けなくなったことを確認すると、ノルはミーシャのメイド服を引き千切り、いよいよ2人の捕食に取り掛かった。
ノルは両手に花の状態で、器用にミーシャの膣内に侵入しながら、反対側のリタの胸に吸い付いた。

「うあッ!?あ、あ、ああぁ〜〜〜ッ!!」
「ひああぁッ!?すっ、すご・・・!?か、感じすぎ・・・いやあぁぁッ!?」

自分の足で立つこともままならず、胸にすがり付いて喘ぐ女と背中をのけぞらせて悲鳴を上げる女。
だがノルのやっていることは、快感を与えようとしての行為ではない。
自分だけが快楽を得ようと女を貪っているだけにすぎない。
その証拠に対面立位で貫かれているミーシャは、ノルの腰の動きだけでそんな強いストロークで打ち込まれているわけではない。
リタに至っては吸い付くというより噛み付いているという有様で、痛みを感じこそすれ、快感を得られるような代物ではない。
なのに感じてしまう。物足りないはずなのに。痛いはずなのに。
ダメだとわかっているのに、ノルを求めてしまう。
まるで人の形をした生ける麻薬だ。

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