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オッパイ・シティ
官能リレー小説 - ハーレム

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オッパイ・シティ 52


「そうそう、言っておくが今日は全員、学校が終わったら即帰宅しろよ。勿論、寄り道も無しだ」
「当然、授業をサボって行為室を使うのも駄目よ」
「ええっ、何でですか?」
「そうです。私には奴隷として御主人様に御奉仕する義務が有るんです」
先生達からの本日はヤるなとの指示に、不満を述べる楓と千歳。
……というか千歳。お前は俺の為じゃ無くて自分の為だろう?
「明日の放課後から思う存分ヤる為にも、今日は綾瀬をキッチリ休ませろ」
「私達4人に対して綾瀬君1人では負担も大きいでしょう?」
「……」
「……」
先生達の正論に対して沈黙する楓と千歳。
「俺としてはありがたいですが、どうしたんですか?俺の部屋にしばらく通うとか、毎日スるとか言ってませんでしたか?」
わざわざ布団まで持ち込んだのに、アッサリと、今日は無しだと言い出すとは不可解だ。
「なに、お前に潰れてもらっては困るからな」
「良い女は、男性を立てるものよ」
「おお、流石は大人ですね」
俺は少し感心したが、『まさか?』と思いつつ尋ねる。
「実は会議か何かの用事で忙しいから、お前達だけで愉しませてたまるか!って訳では無いですよね?」
「ほう。綾瀬、意外と鋭いんだな」
「やっぱり自分達の都合か?!」
「そんな事は無いわよ。私達は綾瀬君の為を思ってよ」
「じゃあ、仮に俺の希望で、この後は楓と千歳と行為室に行きますと言ったら?」
「「駄目(だ)」」
「理由は?」
「「ズルい(ぞ)」」
「………分かり易いですね。まあ、良いですけど」
先生達に呆れ返るものの、そろそろちゃんと1日の全授業に出たいので従う事にする。
「マーちゃん〜」
「御主人様〜」
楓と千歳が強請る。
「今日は無しだ。楓、お前、将来の為にもHばかりじゃなくて、ちゃんと勉強もしないと駄目って言ってなかったか?千歳、お前は俺の奴隷なんだろう?なら、命令だ。今日は無しだ。まさか、奴隷が自分の都合で御主人様の意向に歯向かわないよな?」
「……」
「……」
「さ、もうすぐ昼休みも終わるから教室に戻るぞ」
俺は席を立つ。
「貴方達、我儘ばかり言ってると、綾瀬君に『嫌われる』わよ」
「まあ、お前達が『捨てられ』ても私達は困らんがな」
先生達の台詞に固まる楓と千歳。
「ほら、さっさと行くぞ」
俺は笑顔で出来るだけ優しそうな声で2人に告げる。
このままだと「嫌いにならないで!」「捨てないでください!」なんて騒ぎになりそうだからだ。

そして案の定、涙目の2人にしがみつかれて、授業に遅れかけるのだった。

そう。授業に遅れかけたということはホームルームには間に合わなかったということで。
つまり俺たち3人は遅刻をしてしまったのだ。
絶対にやってはならないと言われていた遅刻を。
当然、このチャンスをあの2人が見逃すはずがなかった。
性欲を持て余し、風紀取締りのもと獲物を探す肉食系女子の伊佐美棕櫚(いさみしゅろ)。
教師として日夜空回り気味の努力を続けるロリ巨乳教師、大村駒子(おおむらこまこ)。
物語の序盤あたりで出てきたチョイ役と思われていた2人がついに動いたのである。
・・・物語の序盤って何のことだ?
まず最初に動いたのは風紀委員の伊佐美棕櫚。
彼女は遅刻してきた俺たち3人を捕まえると、問答無用とばかりに指導室へと連行した。
あのラブホばりの装備が整った指導室に、である。
そして俺達をベッドに放り投げるなり、自らの服に手をかけ、飢えた獣のような動きで襲いかかってきたのだ!
「うおぉッ!?ちょちょちょちょ、ちょっと待て!何だこの端折るにもほどがある急展開はっ!?
 仮にも風紀委員だろっ!?注意するとか遅刻者リストにチェックするとか、それらしいことしなくていいのかよっ!?」
「うるさいっ。やっと・・・やっとひさしぶりに性欲解消を、それも男とヤれるんだぞ!?
 そんな無粋なことをして貴重な時間を削れるかっ!さあ、黙って私に犯されろっ!!」
「堂々と逆レイプ宣言してんじゃねえぇぇぇッ!?
 だったら何で楓と千歳まで連れ込んでるんだよおぉぉぉッ!?」

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