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オッパイ・シティ
官能リレー小説 - ハーレム

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オッパイ・シティ 1


「はい。これがあなたの市民票よ」
「はい。ありがとう御座います」
市役所内で女性の役人の手から真新しい市民票を受け取る彼。
名は綾瀬誠人(あやせまこと)、親の仕事の都合で引越しを繰り返した彼は、再び親の都合でこの街に戻ってきたのだ。
街も随分変わってしまった事に時間の流れを感じながら、誠人はこの街での生活に心躍らしていた。
「さぁ〜て、市民票も貰ったし・・・あとは、学校だな」
市役所を出て背伸びをしながらそう呟く誠人、その足取りはとても軽くまたこれからの期待が込められていた。
「はい。これで転入手続きはこれでお終い。明日からよろしくね♪」
「はい。こちらこそお願いします」
学校の職員室、そこで彼は目の前の女性と転入手続きを行なっていた。手続きと言っても紙に書くだけの単純なモノだったのですぐに終わり軽く談笑をしていたのだが。
(初日からラッキー♪この女性(ヒト)、見た目も良いのにオッパイがデカイ・・・ってこれ大玉スイカより大きいんじゃないか?)
やはり若い男の性か、会話の最中も誠人は目の前の女性の推定Iカップはあろう爆乳に目を奪われていたのだ。
「ん?ふふ」
「っ!!?あ」
彼の視線に気がついたのか、意味深に微笑むとわざとしく体を揺らす彼女。
ーーたゆん、たゆん
揺らしたことにより彼女が持つ爆乳が大胆に揺れ誠人の視線が胸に集中する。そして自分が何をしてるか思い出した彼は、素早く胸から目を逸らす。
「あらら♪君の男の子って事ね」
彼の反応を見てクスクス笑う女性教員に誠人は何ともいえない笑みを浮かべる。
「で、では、俺はこれで」
笑われた事で居心地が悪くなった彼は逃げるように職員室を後にする。女性教員は最後まで笑顔で彼を見送っていたがその目は怪しく笑っていた。

誠人はリフレッシュもかねて市街地に足を向けた。
「ふぅ〜。さっきの女性の人、凄い胸してたな。それに綺麗だったしちょっと得した気分♪・・・って、やっぱりこの街は随分と変わったなぁ。ちょっとした東京みたいだ」
市街地に来て先ほどの事を思い出し少しニヤけ顔になっている誠人だったが、ふと視線を走らせる。
そこには小さい頃過ごした街の面影は殆どと言っていいほどなくなってしまっていた。
綺麗に整備された車道、その両脇に植えられた木。コンクリートのビルは背を比べるかのように彼方此方にあり、大きなアーケード街は老若男女の人々でにぎわっていた。
そんな街の様子を見てそう呟く彼の言葉は街行く雑音に消えて言った。

「・・・(汗)」
「私じゃダメなんですかぁ〜?(泣)」
今かれは目の前にいる少女をどう対処したらいいか悩んでいた。
目の前のアスファルトに女の子座りで胸の部分だけ露出している郵便局の服を着た少女は彼を見上げそのエメラルドの様な瞳にいっぱいに涙を貯めて今にも泣きそうな表情で彼を見上げている。

事の起こりは今から十数分前、アーケード街を散策していた誠人は立ち並ぶ店を見て回っていた。
彼からしたら新しいこの場所は、まさに未知の領域。冒険心と言う子供っぽい感情で足を向けた彼はまさに子供のように見るもの全てにはしゃいていた。
「へぇ〜。中はこんな風なんだ・・・。あっちがコンビニで向こうが薬屋、そして・・・・ん?」
「あ、こんにちは〜♪何かご利用ですか?」
生活する上でライフラインとなる店の場所を頭の中に叩きいれながら歩いていく。
するとその途中、おかしな光景を目にし彼は足を止めてしまった。と言うか、石像の様に動けなくなってしまったのだ。
その光景は、胸だけ露出した郵便局の服を着た女の子がアスファルトの上で女の子座りをしていたのだ。
(まてまてまてまてまてまて!!!)
あまりの事に頭がパニックになる誠人。こんな淫らな服装をした女の子が公の場に居るのだ、普通なら警察が呼ばれたっていいはずなのに道行く人々は何処吹く風で歩き去ってゆく。
「あの〜、何かご利用ですか?」
「へ?あ、いや・・・別にご利用でh「ふぇ」へ?」
「私じゃ駄目なんですかぁ?」
彼女の一言に我に帰った誠人はもう一度質問してきた彼女に断り言おうとした瞬間、その大きな目いっぱいに涙を貯めながら見上げてきたのだ。
突如の自体に一体如何したらいいのか分からない彼はオロオロするしかない。
しかし、やはり男の性か彼の目は自然とオープンになっている彼女の胸に集中する。
(やっぱこの娘も胸大きいなぁ〜。何がなにやら分からないけど得した気分♪)

そして現在、これでは現状打破できないと分かった彼は近くにあるコンビニに直行、適当な雑誌を購入し入っていたアンケートを適当に記入、後は切手を貼るだけとなった。
「あちゃ〜、切手がないy「あ、切手です。どうぞ」お、ありがとう」
彼女がポケットに手を入れ、切手を取り出すと誠人に差し出す。

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