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オッパイ・シティ
官能リレー小説 - ハーレム

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オッパイ・シティ 50

そして、俺も変態の仲間入りをせずに済む!不特定多数の人に見られるかもしれん外で、ハメたまま移動などは完全に変態の域だ。
「どうする?」
「お姫様抱っこが良いです!」
千歳が俺から離れたので、俺は服装を整えて車から降りて千歳を抱き上げる。
……ちなみに、この作戦の欠点は楓の反応が怖い事だ。
案の定、嫉妬心全開で睨まれた。
「ホラ、さっさと行くぞ。杉原、お前はさっき買ったコレを持ってくれ。私達は布団を運ぶから」
「う〜。千歳ちゃんと扱いが違い過ぎる」
「挿れたままで誰かに見られたらさっきのコンビニの二の舞になりかねんから、綾瀬の判断は間違ってはいない」
「そうですね、手荒な真似はしないで穏便に済ませたのは評価すべきですね。……杉原さんが羨ましがるのはよ〜く理解出来ますが」
「此処で揉めても時間が勿体無い。行くぞ」
三者三様の視線を浴びつつ俺は部屋に向かうのだった。
お姫様抱っこという逃げ道で何とか変態の仲間入りだけは避けたものの。
これはこれで問題がないわけではない。
千歳がすっごい幸せそうなのはいい。
ただハートマークが乱舞するくらいの勢いで抱き着いているおかげで、他の3人からの嫉妬がものすごい。
楓は隠す気配もなく『千歳ちゃんズルい』とブツブツ文句を言ってるし。
有川先生も顔こそ笑顔だが、目が全然笑ってない。
1番怖いのは夏越先生。まったく興味ありませんとばかりに先頭を歩いているが、それが逆に怖い。
人当たりのいい楓と有川先生でさえ、このありさまなのだ。
いろいろ黒い噂の絶えない夏越先生が何とも思っていないわけがない。
この先のことを思うとストレスで胃に穴が開きそうだ。
コンビニで栄養ドリンク買ってきてもらえばよかったかな・・・。
死を前に悟りを開いた賢者のような心で、ようやく家にたどり着いたのであった。
玄関に入るなり、俺は千歳をすぐさま下ろす。
千歳もすぐに下ろされることをわかっていたらしく、素直に俺から離れ・・・なかった。
「ご主人様、本っ当にありがとうございました〜!」
彼女はありったけの感謝と喜びを込め、俺の唇に熱〜いキスを残していった。
舌をねじ込まない、ソフトなものだったが他の3人を刺激するのは十分だろう。
この女・・・最後の最後でとんでもねえ爆弾残していきやがった!
俺は心の中でこの借りは今晩絶対に反してやると誓いながら、怒りと嫉妬で狂っているであろう3人の様子を確認する。
ホントは確認なんてやりたくない。できることなら逃げ出したい。
しかしどうやったって逃げられない以上、被害を最小限に食い止める方法を探すしかないじゃないか!?

………分かっちゃいたけど、やっぱり目が笑ってないよ(汗)。
楓は当然だし、有川先生は車での様子からも予測はつくが、夏越先生までが目が笑ってねえ。俺をマジで気に入ったのか、自分は運転、買い出し、布団の運搬をしてるのに何やってんだ?!って事なのかは分からんが。
取り敢えず、サッサと脱ごう。どうせ脱がされるし、自分から脱いだ方が幾らかはマシだろう。
決断した俺は素早く全てを脱いだ。
「まあ、お姫様抱っこは、いずれするとして、始めますか」
俺は可能な限り平然を装って3人に言った。

………そして、その後3人にたっぷりと搾り取られたのは言うまでも無い。

〜翌日の学校の教室〜
「ふあ〜っ」
眠い!結局、明け方までヤッてたので、完全に寝不足だ。何とか全員を満足させる事は出来たが、これからも1対4を連日やるとなると流石に厳しすぎる。オマケに今朝は夏越先生の車での登校となったんだが、途中で降ろしてくれれば良いものを、校内の駐車場まで降ろしてくれなかったから、5人で登校して来たのを多くの生徒、教職員に見られた。勿論、偶々出会って乗せてもらったなどと考える者などいないだろう。

まあ、それでも普通に歩いて教室に来れただけマシなんだが。腕を組もうだの、お姫様抱っこだのと言い出したんだよあの4人。流石に断固拒否したが。昨日のコンビニの騒ぎや、俺と千歳を見てた時の3人の剣幕を考えたら、多数の知り合いがいて、これからも通わなきゃならん学校でやるのは危険過ぎる!人目を憚らずにイチャついて見せたら暴動すら有り得る。『第三者として考えてみろ、どんな事態になるか』と言って渋々納得したんだ。
しかし、平日でコレじゃ週末はどうなるんだろうか?

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