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オッパイ・シティ
官能リレー小説 - ハーレム

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オッパイ・シティ 49

コンビニの敷地から出た所で夏越先生が呟く。
「やれやれだな」
「本当、急いで買い物を済ませて正解でしたね」
有川先生は自分の都合上だろうが、助かったのは事実。
それにしても楓と千歳は、あの騒動もなんのそのと俺を貪り続ける。
「呑気な奴らだな。いっそ、もう1回何処かに放置してみるかな」
「んんっ?!んんんんっ!!」
(何言い出すんですか?!)
俺ば夏越先生が洒落にならない事を言い出したので焦る。
「駄目ですよ、そんなの!」
「冗談ですよ。その結果、綾瀬が襲われでもしたら大変ですから……面白そうな気もしますが」
「もう」
(頼むから早く着いてくれ?!)
俺はこれ以上の騒動が起きない様に早く到着する事を心から願った。



それから10分後。俺はようやく待ちに待った我が家に到着した。
「着いたぞ。早く降りろ」
「・・・先生。それは俺の今の状況を分かって言ってるんですよね?」
10分前はあんなにも家が恋しかったはずなのに、今は車から1歩たりとも出たくなかった。
なぜなら。
対面座位の体勢で、俺と千歳はずっぷりと深いところまでつながっている状態だからだ。
コンビニから家までのおよそ10分。
精液の1発でも飲ませてやれば、この淫乱娘たちも落ち着くだろうと思っていたが甘かった。
むしろ精飲したことで性欲はさらに加速し。
俺の制止も無視してごらんのありさまとゆーわけである。
いや気持ちよかったよ?今までと違うシチュエーションで新鮮だったし。
運転で右や左へ揺られたり道路の凹凸に乗り上げたりで、もう何回か彼女の中で爆発しちゃったくらい。
でもそのおかげで千歳は完全に腰が抜けてしまった。
挙句、そのことを盾に『つながったままでいいのでご主人様のおうちまで連れて行ってください』とお願いされたと来たもんだ。
ふざけんなとばかりに引き剥がそうにも、手足でガッチリ俺をホールドして抵抗しやがる。
腰ぬけてたんじゃなかったのかよ?!
それでも無理してはがそうとすると、ぐりんぐりんと腰を動かし、愚息を締め上げて俺の力(精液)を奪いやがる。
楓や先生たちもさすがに不満をもらしたが、家につくまでと千歳が約束したためにしぶしぶ引き下がった。
つまり俺は家で3人に搾り取られるため、千歳とつながったままの状態で移動しなければならないのだ。
くそっ、何なんだ!?男なら誰でも憧れるハーレム状態だってのに少しもうれしくないのは!?
むしろハーレム状態を満喫するごとに何か大事なものを犠牲にしているような気がしてならない。
「ねー、マーちゃん早く下りてよう。そして私といっぱいえっちしよ?」
「ダメですよ、杉原さん。あなた、車の中で綾瀬君といろいろ楽しんでたでしょう?
 今度は私の番です」
俺の意思は完璧無視ですか。そーですか。
しかしホントにピンチである。このままでは有川先生たちにこの状態で無理やり下ろされかねん。
何か、この状況を打開するいい秘策はないのか?
がんばれ、俺の灰色の脳細胞!俺のプライドを守るため、今だけでいいからフル回転していいアイデア出してくれ!

……こうなったらしょうがない。楓になら兎も角、千歳に通用するかはわからんが、やってみるか。
「千歳。貴様、奴隷の分際で何を調子に乗ってるんだ」
「ふぇっ?」
「主に自分を運べだと?良い御身分だな」
「え?」
「それで、俺の奴隷を名乗るとはな」
「いや、その」
千歳の顔色が変わる。
「だが、偶には褒美も必要だろな」
「へ?」
「其処でだ、今すぐ離れたなら特別にお姫様抱っこで運んでやる」
「?!」
ドMとはいえ女の子には変わりないんだから、お姫様抱っこなら釣れるんじゃないかと思う。結局抱き上げる必要は有るが、下半身への刺激は無くなる分は楽になる。

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