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オッパイ・シティ
官能リレー小説 - ハーレム

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オッパイ・シティ 48

「んぶっ、んくっ、んふっ、んんっ、はむっ、んんぅっ、んぐっ」
千歳の猛攻に対して俺は頭をそっと撫でる。楓が俺の頭部をガッチリとロックしているので千歳の方に顔を向けられないのだ。
「ううっ、2人共ズルい」
有川先生の恨めしそうな声が聞こえる。
「まあまあ。綾瀬、一旦コンビニに寄るが、流石に冷蔵庫くらいは有るよな?」
夏越先生の落ち着いた声も聞こえた。
「ふぁいっ」
何とか返事をするが、すぐに楓が俺の口を塞ぐ。そして、間も無く車が止まった。
「さてと、有川先生。我々は買い出しです」
「ええっ、そんなぁ」
「とても、入り込むスペースが無いでしょ。かといって見ているのも目に毒です。サッサと行ってサッサと終わらせましょう」
「ううっ、早く買って、早く出発しましょう!」
ドアの開く音と閉める音が聞こえた。
こうして俺達はコンビニの駐車場で、車の中に放置された。まあ、それは良いんだが、問題が1つ発生する。楓と千歳が俺の身体にむしゃぶりついているんだが、何やら声が聞こえる。
「あっ?!ちょっと、あれっ?!」
「えっ、何?」
「うわっ!凄っ!」
声がした方に何とか視線を向けると、何処かの学校の制服を着た中学生くらいの女の子数名が車の中を覗き込んでいた。
「?!おいっ!マズイ2人共っ、見られっ」
慌てて2人を止めにかかるが最後まで言えなかった。楓が俺の口を自分の口で塞いだからだ。ちなみに千歳の方も止める様子は全く無かった。
「おいっ!だから、見ら」
なんとか楓の顔を離して喋るが、やはり途中で遮られた。
「うわっ、良いなあ〜」
「あんなのが口に入るの?」
「私もしたいよ!」
外では女の子達が騒いでいた。尤も、羨ましそうな声色で盛り上がっている様だが。この町に来たばかりの時のポス娘(真由)の時は皆スルーしていたが大人と子供の違いだろうか?それとも仕事とプライベートの違いか?
「おいっ!だか」
改めて止めにかかるが、またしても楓はロクに喋らせてくれない。千歳も一心不乱で止める気配は無い。見られても構わないのか、夢中で気付いていないのかは分からないが。脱いでいる訳では無い2人は兎も角、俺は愚息を曝け出しているんだぞ!
逃げたくても逃げられない。
やめさせることもできない。
衆人環視の元、俺は自らの痴態をたっぷり見ず知らずの女子中学生たちに見せつける羽目になった。
(くそっ、なんでこんなことに・・・。
 先生ーーーっ!カーーームバッーーーーーークッ!!)
口を楓の唇でふさがれた俺は、心の中でそう叫びながら先生の帰還を待つしかない。
そんな中、俺の痴態を食い入るように見ていたギャラリーに変化が表れ始めた。
最初はキャーキャー騒いでいたのに、そのうち言葉少なになり、やがて完全に無言になった。
表情も年相応の子供っぽいものから、だんだん艶を帯びたオンナの顔に変わっていく。
そして居心地でも悪いのか、ごそごそとしきりに身じろきするようになる。
「ふあ・・・すご・・・」
「ね・・・ねえ、ひーちゃん?あたし、何か変な気持ちになってきちゃったよう・・・」
「ああ・・・私、もうガマンできないっ!」
「んぶっ!?ちょ、瞳っ!?いきなりナニすんのっ!?私はノーマル・・・!」
そしていきなり始まる女子中学生によるレズプレイ。
もしかして、あの身じろきは俺達をオカズにオナってたのか?
俺としては恥辱以外の何物でもないのだが、ギャラリーにとっては垂涎の光景であるらしい。
ギャラリーたちの行為はますますエスカレートしていく。
服をはだけ、あるいは服の下に手を突っ込んで直接胸を触り、もみしだく。
きっともう片方の手はスカートの中に入っていることだろう。
いや、もしかしたらスカートを脱いで楽しんでいる可能性もある。
しかし問題はそんなことではない。
もう夕方とは言え、ここは町のど真ん中。そこで公然と自慰なんぞされたらどうなるか。
外の世界ならば即通報。じゃあ性に自由なこの町では?
きっとあの女子中学生たちに当てられた女たちがもっと集まってくるに違いない!
自分たちを中心に痴女たちがどんどん集まってくるなんて、いったいどんな罰ゲームだ!?
このままではネット配信されかねないと何とかギャラリーを止めようとするが、楓と千歳がそれを許さない。
「だ、誰か・・・誰か助けてくれーーーっ!?」

その時、俺の祈りが天に通じたのかドアの開く音が聞こえた。
「やれやれ、何か騒がしいと思ったら、随分と盛り上がってるな」
「もう。やっぱり止めさせるべきだったんですよ」
先生方が戻って来た。
「んぷっ、先生っ、早く此処からっ、んんっ」
「ああ、そうだな。これ以上騒ぎが大きくなると面倒だ」
「そうです、早く行きましょう。そして、私達も」
先生方も、此処からの出発(脱出)に同意する……有川先生は自分の欲望がメインの様だが。
そして夏越先生は車を発進させた。幸い、俺達を見ていたギャラリーは近くて見やすい後部のドア付近。つまり、車の横に居たので発進の邪魔にはならず、人に気を付けて、ゆっくり発進する分には問題は無かった。

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