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オッパイ・シティ
官能リレー小説 - ハーレム

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オッパイ・シティ 47

かわいい自分の子供を抱かせるなんて、どこまでM街道突っ走ってんだ、この女は!?
身の危険を感じて千歳から距離を取る俺に、有川先生が『まあ冗談はさておき』と言葉を続ける。
いえ、コイツの恍惚とした表情からして絶対本気だと思いますよ!?
「ここはそーゆーところですから、あんまり気にしないほうがいいですよ?
 今はここだけですけど、そのうち日本、世界の常識がこうなっちゃいますし」
「いや、そんなことはないと思いますっ!?」
「綾瀬。今までの常識が捨てきれない気持ちはわかるが、あきらめたほうがいいぞ?
 少なくともこの狭い車内に逃げ場なんかないんだから」
「ハッ・・・!?」
そこで俺はようやく気が付いた。
そうだ、夏越先生の言うとおりだ。
俺がどんなに嫌がっても、ここには飢えた女たちが4人(うち1人は運転中)もいるわけで。
後部席のド真ん中に座っている俺は、彼女たちの魔の手から逃げられないのだ。どうあがいても。
「えへっ♪じゃ、状況が呑み込めたところで始めちゃおっか?」
「は、始めるって・・・何を?」
「ナニをです♪今なら前にいる先生たちも手出しできませんから」
「あ〜っ!?抜け駆けはずるいわよ、2人とも〜っ!」
「いいじゃありませんか、有川先生。どうせ綾瀬の家まですぐなんです。
 着いたら私たちも交ざればいいじゃありませんか」
「う〜〜〜っ。でもぉ・・・」
ぐずる有川先生をなだめる夏越先生。
そんな2人をよそに、妊娠しようと迫りくる楓と千歳。
どうしようもないこの状況に、俺は乾いた笑いを浮かべるのが精いっぱいだった。

「な、なあ、2人共。もう、この際スルこと自体は構わんが、せめて家でしないか?この中じゃ狭くてヤり辛いし。外から誰かに見られるぞ」
走行中ならまだしも信号待ち等で停車中なら通行人に見られてしまう。ドMの千歳は兎も角、楓は見られたくは無いだろう。
「そ、そうよ!2人共、部屋に着く迄待ちなさい!布団だって運び込まなきゃいけないんだから!」
有川先生が俺の意見に追従する。
「え〜っ。私は気にしませんよ」
千歳は予想通りの反応だ。俺は楓の説得にかかる。
「楓、お前は見られて喜ぶ様な変態じゃないだろ?」
「そうだけど………でも………」
「自慢したい気が無い事も無いが、俺はお前の綺麗な身体を他の男に見せたくはないぞ」
少々、気恥ずかしいが本音で説得を試みる。
「マーちゃん!」
感激したのか俺の腕に抱き付いている楓の力が強まった。取り敢えず楓は説得出来たらしい。後は千歳を黙らせるだけだ………と思ったのも束の間、楓は俺の顔を強引に、自分の方に向けさせ唇を奪うのだった。勿論、舌を入れ実に情熱的にだ。
………説得どころか、逆に刺激してしまったようだ。
「マーちゃん・・・!マーちゃんマーちゃんマーちゃあんっ・・・!」
まるで犬や猫が飼い主に甘えるように、楓は俺の顔にキスの雨を降らせてくる。
ダメだ。もう完全にスイッチが入っている。
千歳同様、1回満足させてやらねば落ち着きはしないだろう。
俺は覚悟を決めた。2人に当てられて、俺の愚息もズボンの中で早く出せと急かしているし。
なんてくだらないことを考えていると。すでにM女の千歳が器用にも硬くなった俺の剛直を取り出していた。
「ああ、もうこんなに硬くなって・・・♪今、私がヌいて差し上げますからっ♪」
(それ、単に自分がヤリたいだけだろ!?)
一瞬そんな考えが頭に浮かんだが、発情した楓の猛攻にすぐどうでもよくなった。
・・・なんだかんだ言って、俺もこの町に毒されてきたなぁ。
まだ引っ越してきてから1週間もたってないのに。
下のほうは千歳にまかせ、まずは興奮した楓を抱き寄せ、キスをする。
口の中に舌をねじ込み、触れるところを片っ端から蹂躙していく。
突然のディープキスに楓は大きく目を見開くも、すぐにうっとりとしたものになって俺と舌を絡ませ始める。
たまらない。いつまでもこうしてキスをしていたい。
その気持ちよさに身を任せていると。下半身からすごい刺激が走り、現実へと引き戻される。
千歳だ。楓に嫉妬した彼女が、こっちを見てとばかりに剛直にむしゃぶりつき始めたのだ。

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