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オッパイ・シティ
官能リレー小説 - ハーレム

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オッパイ・シティ 42

「うっ、ちょっ、かあっ!な、何してんだ?うおっ!」
返事は返って来なかったが、2人の攻撃は更に激しくなった。どちらの物かは分からなくなってしまったが、一方の舌が鈴口から離れ、周辺を這いずり回りだした。
「な、何だ、コレ?くっ、凄えっ」
未知の体験による耐性の無さに、栄養と休養が十分な状態に加え、本日1発目という事であっという間に発射直前に追い込まれた。
「うわっ、ヤメろっ、もう、出るっ、出ちゃうぞ!」
早々と射精を迎えてしまいそうになり2人に制止をかけるものの、止める様子は微塵も感じられなかった。寧ろ、出せと言わんばかりに激しく動き回る。
「だ、駄目だ!出るっ!」
耐え切れなくなって俺は2人に打っ掛けた。
「わぷっ!?」
「きゃんっ!?」
突然の出来事に、もろに顔面で受け止めたらしい楓と千歳。
こっちからは肉付きと形のいい尻しか見えないから、声と触られた感覚でしか推測できない。
・・・いや。もう1つあったな。すっかりその存在を忘れていた第6感が2人から漂う不機嫌なオーラを伝えてきた。
2人がゆっくりとこちらを振り向く。
怒っていてもたいへんかわいいのに、なぜか怖くてたまりませんです、ハイ。
「マーちゃ〜ん・・・!?」
「ご主人様〜?どーして出す前に一言言ってくださらなかったのですか〜!?」
「あ〜・・・いえ。出そうだからヤメロとちゃんと言いましたよ?」
あまりにも理不尽な言い分に、俺は恐る恐る抵抗を試みる。
すると2人もそれを思い出したのか、不機嫌オーラの出力が少しだけ弱まる。
おお、何でも言ってみるもんだ。
などと感心している中、2人はこれだけは譲れないとばかりに主張を始めた。
「・・・マーちゃん。調子に乗った私たちも悪かったけど、今度からはもう二度とムダ撃ちなんてしないで」
「ご主人様の子種は有限なんです。精液の一滴、精子の1つだって貴重なんです。
 ですから、絶対に顔射とか外出しなんてもったいないことはぜっっったいに!やめてください」「い、いやちょっと待って!?その、中出ししろってのは百歩譲っていいとしても、何で顔射までダメなのさ!?」
わけわからんとばかりに抗議する俺に、2人はそろってため息をつく。
うわ、なんかすっごいムカつくー。
「わかってませんね。私たちの身体はご主人様専用になってるんですよ?
 それはもー、ご主人様のことを想うと軽くごはん3杯はイケるくらいに!」
「何だその『ごはん3杯』ってのは!?」
「千歳ちゃんの変態趣味はとにかく!私たちはマーちゃんの精液を1滴だって無駄にしたくないの!
 だからムダ撃ちだけは絶対にやめて!」
あ、楓も千歳のこと変態だと思ってるんだ?友人からの思わぬ一言に千歳のヤツ、ショック受けてるぞ。
もともとこの町が普通じゃないことはわかっていたつもりだったが。
どうやらそれは町の住人の趣味や嗜好にまで影響を及ぼしているらしい。
さすがにムダ撃ち厳禁はやりすぎだと思うが・・・2人ともかなりマジみたいだし、形だけでも従ったフリをしとこう。
人間、何でも譲れない一線ってものがあるんだし。
ぶっちゃけ、こんなすごい美人2人を失うなんて耐えられない。
今は無理でも時間をかけて少しずつわかってもらえるようにすればいいさ。
俺はYESと答えると楓はうれしそうに満面の笑みを浮かべて抱き着いた。
ちなみに千歳はまだヘコんでいる。
「うおっ!?ば、バカやめっ!?顔の精液が俺の顔につくだろっ!?」
・・・2人の言うとおり顔射、あんまりよくないかも。


「ふん、どうせ私は変態ですよ」
「千歳ちゃ〜ん」
あれから、千歳が不貞腐れていた。楓に変態呼ばわりされたのが効いている様だ。
まあ個人的には、
・バージンなのに恥ずかしがる事無く、あっさり全部脱いだ。
・初体験を思いっきり乱暴にされたがった。
・初体験を実際に乱暴にされて喜んだ。
・同学年の俺を素で御主人様と呼び、自分を奴隷と言い切る(切っ掛けは俺だが)。
と、いう事で十分変態の域だとは思う。但しこの街の人間として考えたら大した事は無いレベルだ。
郵便局の女の子やら、事実上のラブホ部屋を備えた学校やら、授業中に堂々とバイブをハメてるクラスメイト等々、この街の住人や施設を考えたら、俺の感覚でドMな女程度は大した事は無いだろう。この街の住人の感覚でも本気で変態呼ばわりされるレベルの奴なんて想像できん。
「機嫌直してよ〜。先を譲るから〜」
「ありがとう。変態には嬉しい話ね」
「千歳ちゃ〜ん」

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