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オッパイ・シティ
官能リレー小説 - ハーレム

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オッパイ・シティ 23

「じゃあとりあえずウチに遊びに来ない?歓迎するわよ」
「『とりあえず』でなんでおまえのウチに行かなきゃならんのか、意味がわからないんですけど!?」
「それはもちろん誠人さm・・・くんをおもてなしするためよ」
「おまえ、自分のテリトリーなら奴隷モードになってもいいって思ってるだろ・・・。
 何が悲しゅうておまえの家族に主従関係見せつけなきゃならんのだ。
 そんなことしたらおまえの両親に殺されるだろーが」
「そんな!?それじゃあ、どこでご主人様にご奉仕すればいいんですか!?」
「ショック受けんな!それと奴隷モード入ってんぞ!」
「・・・ずいぶん仲良くなったよね、マーちゃんと千歳ちゃん・・・」
これ以上千歳に関わっていると身の危険を感じるので、その日はさっさと帰ることにした。
楓に弁明したかったが、今のノリツッコミじゃ何を言っても信用してもらえないと判断した。
明日には機嫌直ってるといーなー(希望的観測)。
さてそんなこんなで家に帰宅した俺。しかし俺はここである重要なことを思いだす。
今の新しい家には親父がいない。つまりメシの支度は自分でするしかない。
だが引っ越してきたばかりで、冷蔵庫にはろくな食材も入っていない。
食べ盛りの俺は、スーパーでメシの材料を買うか、手軽に外食するかを迫られることとなった。
………とりあえずスーパーに行ってみて考えるか。と思ったら携帯が鳴った。さっき登録したばかりの楓だ。
「どうした?」
「マーちゃん夕食は?」
「今からスーパー行って考える」
「じゃあ私が、そっち行って用意するよ」
「楓が?」
「うん、だから、さっきの所まで迎えに来て」
楓は、そう言って切ってしまった。
そういう訳で、さっき別れた場所に行き、制服のままの楓と合流して部屋に戻る事になった。
「此処がマーちゃんの部屋か。意外とキレイだね」
「単に引っ越しして来たばかりだから物が無いんだ」
「成る程」
「お前の荷物は何なんだ?」
下校時の状態に大きな旅行カバンが1つ増えてる。
「えっと、食べ物とか着替えとか」
「待て。食べ物は分かるが着替えって何だ?」
「えっと、その、お母さんが………」
「お母さんが?」
「………今日は帰って来なくて良いって」
「は?」
「だから、その、泊めてくれない?」
顔を赤くして尋ねる楓に対して、戸惑いながらも俺は当然の如く了承するのだった。


碌な食料が無い上に調理器具も満足に揃っていなかったが、楓が持参した物で美味い夕食だった。
腹も膨れたトコロで、俺のモノは既にズボンの中で臨戦態勢になっている。本日童貞喪失した相手である幼馴染と自分の部屋で2人きり。しかも泊まるという状況に俺は興奮を隠せなかった。
そして、部屋に来てから自分の部屋着に着替えていた楓も、夕食辺りから何処と無くぎこちなかった。そして夕食の途中からお互いに無言になってしまった。が、片付けを終えた楓が俺に問い掛ける。
「マーちゃん。そろそろ、その、デザートはどうかな?」
「デ、デザート?」
何と無く言いたい事が分かった俺の声は上擦っていた。
「それで、デザートって何だ?」
半ば確信しているが一応尋ねる。
「………私。その、食べてくれる?」
顔を真っ赤にしてそう答えた楓に対して拒否するはずも無く、俺はベッドに楓を押し倒して覆い被さった。
「たっぷり頂くよ。一晩かけてな」
「ど、どうぞ」
こうして一切邪魔の入らない2人きりの熱い夜が始まった。

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