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龍使いの少年 第二部
官能リレー小説 - ハーレム

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龍使いの少年 第二部 5

歴代の竜神でも、ここまで多くの挑戦者を撃退したものは居ない。
竜神に逆らう、命知らずの竜は居ないからだ。
僕が本物の竜神だと知らないから、プライドを傷つけられたハグレ竜が挑戦してくるのだろう。
竜にとって、竜王国の王座ってのは、それだけ重い物なのだろう。
この調子で進めば、空前絶後の規模の後宮が完成しそうだ。

竜を撃退以外の時間は、祭りの会場に留まっている。
食事は女を抱きながら取り、王や皇帝の執務も同様だ。
祭りの時間は、限られているのだ。
先日の反省を生かして、祭りの開催方法も改善した。

ミューゼのミルク販売網で、近隣の町村に祭りの告知をしてあるのだ。
参加希望の女性を教団支部に集めて、ゲート魔法で会場に送迎している。
美貌自慢の女が選抜されるので、先日より美人が多い。
女達は、僕の財宝欲しさで、集まっているらしい。

女の参加条件は、ミューゼ信者以外に限定した。信者は、いつでも抱けるからだ。
抱いた女は、ミューゼと言うか、僕の女に宗旨替えしている。
他の神の神官も抱いたら、神聖魔法の使い手が手に入った。
外道で強力な、布教手段だ。
神官は波風が立つから、抱くのを自粛しよう。

瞑想修行は、きちんとこなした。
祭りを毎年恒例の行事にすれば、焦らなくても幾らでも抱けるからだ。
僕は、竜から回収した財宝を元手に、商売や土地経営を計画していた。
元手が半端無い額だから、利息収入だけでも毎年祭りを主催できそうだ。

現実世界の生活チェックは、しない事にした。
二度と戻らない僕が、あちらに未練を残しても辛くなるばかりだ。
何がおきているか、精神感応で漠然と感じ取れるから、それで充分だ。
重大な問題が起きない限り、自然な流れに任せよう。


討竜祭りと銘打った、僕の乱交大会は夜通し続いている。
乱交に参加する男は僕だけで、女は選りすぐりの美女から選り取りみどり。
時間が無いから、ちょっと美人かな?程度の相手は、抱く対象から漏れるくらいだ。
夢のような状況だ。

「男は祭りを汚すので、乱交には参加禁止」
誰が言ったのか、暗黙の了解になっている。
僕に抱かれた女が、誘いを断る為に言い始めたのだろう。
僕も、他の男はお断りだから、嬉しい掟だ。
ミューゼの神罰が怖くて、誰も掟を破らない。
酷い話だ。見せ付けられる男には、恨まれてるだろう。

「あふぁあぁ〜!!」
目の前の女は、何人目なのか?
数を数えるのは、かなり前に止めた。
数える意味が無いほど、抱いた女が増えたからだ。

「祝儀袋の追加、できました」
女達に配るご祝儀も、手掴みから定額の熨斗袋に変わった。
僕が抱いた女達が、無償で包装しているのだ。
宝石が多いと額が増えるが、金貨だけだと額が少なくなる。
目端の利く者が、公平になるよう取りまとめたらしい。

「どこかの農場を買い取って、共同生活しない?」
祝儀を持ち合って、尼僧院を作る計画を話し合っている者も居る。

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