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龍使いの少年 第二部
官能リレー小説 - ハーレム

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龍使いの少年 第二部 4

「あー、ムラムラしてきた。今、ここで抱くね」
「え?ちょっと、ご主人様?!」
アリスが驚いて抵抗するけど、関係ない。
彼女も僕も、物事を深刻に考えすぎる所がある。
そんな時は一発交尾して、気分を変えるのが一番だ。
うだうだした気分を吹き飛ばしたら、宴に混じってゆっくり楽しもう。

「それじゃ、みんな元気で」
翌朝、全員にキスして、僕は別れを告げた。
経産竜は加速時間での交流できるから良いが、竜時間を知らないテレサは、かなり寂しそうだ。
卵が孵化して竜時間に覚醒したら、存分に相手をしてあげよう。

剣の村に別れを告げた僕は、二箇所目の討竜祭りの会場に転移した。
一昨日に予告したので、夜明けと同時に祭りが始まっている。
料理は全て、竜の巣穴からの持ち出しの、大盤振る舞いだ。
ただ飯、ただ酒なので、全員が思う存分に騒ぐ気みたいだ。

「そういう訳で、財団を作りますね」
僕は一昨日と同じように、地元の神殿に運営委託した財団基金を作った。
地元の有力な領主達を、理事に据えている。
今日の祭りは、東の軍事大国の辺境領域だから、王族は一人も居ない。
財団設立は、国の認可を得ていない事になる。
他国の王が作った財団だから、後々厄介ごとの種になるかもしれない。
まぁ、利権を守るために、領主達が反抗するだろうけどね。

地味な慈善事業に見えて、これも世界征服の一環だったりする。
全ての竜を倒したら、大陸全土の有力者は、僕に逆らえない状態になっているはずだ。
さすがに、四大国の長は、お金では軍門に下らないだろうけどね。
各地を傘下に収める内に、直接対決する機会が訪れるだろう。

「ひぃあぁぁ!産みます、産ませてください!!」
財団関連の接待を受けた後は、貴婦人に出産奴隷宣誓させている。
貴婦人は、例外なく美人ぞろいだ。
貴族は美人を孕ませて、その子を互いに輿入れさせるから、民間人より美人が多くなるのだろう。
普段は触れることの叶わない女を並べて、一気に味わうのだから、豪勢だ。
滅多にできる事じゃないので、かなり楽しい。

そうする合間に、竜王都へ現れる挑戦竜を撃退した。
馬鹿の一つ覚えのように、次々と懲りずに現れるのだ。
戦後処理は、アリスや女官とドワーフに一任する事にした。
なにしろ、現れる竜の数が多い。
僕自身が全部決済していたら、一日中竜退治と事後処理で終わってしまう。

「ご主人様、竜王城の地下牢が、全て財宝で埋まりました。いかが致しましょう?」
「北の塔とか、空き部屋を作って、突っ込んでおいてくれるかな」
祭りの参加者を抱きながら、アリスの報告を聞いていた。
他の女を抱いても、嫉妬していないので助かる。
彼女の報告によると、財宝は着々と溜まって、今では世界一の大富豪だそうだ。
戦利品の女、経産竜や処女竜、半竜もどんどん増えている。
城の空き部屋が足りなくなって、木造の仮設住宅に住んでいる女も居る。

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