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龍使いの少年 第二部
官能リレー小説 - ハーレム

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龍使いの少年 第二部 38

一見するとサキュバスや悪魔に似ているが、尻尾が蜥蜴型になっている。
尻尾には鱗が生えているが、それ以外は完全に人間型の美女だ。
彼女達も、ハーレム入りを了承した。
話が順調に済むのも、妖狐の根回しのお陰だろう。

「雪女です。ベレ信仰の元になった種族ですね」
銀髪に赤い瞳の、和服美女の集団だった。
氷関連の超能力を持つ以外は、全く普通の人間と違いは無い。
迫害を避けるため、下界の人間との交流は極力避けているらしい。
お互いにハーレム入りを断る理由が無いので、簡単に合意が得られた。

「次は、毛色を変えて、大気のニンフ、シルフィードです」
群がってきた三体を相手にした後、また後日訪問すると約束して、解放してもらった。
ニンフはどうも苦手だ。精霊語で頼めば、有る程度は聞き分けてくれるのが救いだが。
抱いたニンフから、サファイアの魔宝石を貰った。
ニンフは精霊語で呼べば現れるから、ハーレムに誘う必要は無いだろう。

「鬼女族の村です」
身長二メートル半の大女で、鋭い角と牙がある以外は中々の美女だ。
体の大きさは、僕にとって障害にならない。
巨大化魔法を使えば、問題解決するからだ。
大きさの釣り合いの取れる男は珍しいらしく、大喜びで後宮に入ると約束した。

「大きいのが大丈夫なら、妖精族も大丈夫でしょうか」
フェアリーの巣に案内された。蝶やトンボの翅を持つ、小さな妖精たちだ。
体を縮めれば、充分に対応可能である。
縮尺をあわせてみれば、メリハリの有る良い体だ。

極端に男の少ない種族なので、大歓迎された。
淡白な男ばかりで、性的に満足した事が無いらしい。
それに加えて好奇心の強い種族なので、二つ返事でついてきた。
ここまでは、順調すぎるくらいに話がまとまっている。

「ここからは、少し異形だから好みが分かれるかもしれません」
妖狐がそう言って案内したのは、ハーピーの集落だった。
幸いにも、生殖器は人間型だ。
総排泄口に挿入しろと言われたら、逃げ出すつもりだったが。
抱き心地はいいし、美人だが、両手が羽なのは違和感がある。
結局、ハーレムの打診はせずに引き上げた。

「次はスフィンクスです」
エジプトの謎々怪物だ。意外にも奴らは女性種族なのだ。
獣姦趣味は無いので、名前を聞いただけでパスした。
遭遇したら、謎々を出題されそうだしね。

「山岳地帯の種族はこれで終わりです。次は、海に行きます」
到着したのは、海底の竜宮城だった。
そこに暮らすのは、乙姫族だ。
竜族の遠い縁戚だが、竜に変化する能力は無いらしい。

長寿と美貌、女性しか生まれない種族特性を持つ。
美人で男に不自由しなさそうだが、簡単にハーレム入りを承諾してくれた。
彼女らの肉が、不老不死の霊薬だと信じている人間が多く、配偶者探しが命がけらしい。
鰓がないのに水中に住むのも、それが理由だそうだ。

「下半身異形の、ラミアです」
下半身が蛇型の女性種族で、亜竜の一種だ。

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