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龍使いの少年 第二部
官能リレー小説 - ハーレム

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龍使いの少年 第二部 31

老若男女、正式、モグリの区別無く『魔術師の誓い』をたてた魔法使い全員が参加した、大規模魔術が発動した。
殆ど前例の無い、異例の儀式だ。まさに、人類の切り札の大魔法といえる。
一般常識では抵抗不能な量の魔力だけど、それでも僕には効かない。
魔力容量の桁が違うから。

しかも、術の種は明かされた状態で、対抗術式も持っている。
力を封じて奪うはずが完全に逆流して、万を越える魔術師の経験と魔力が、濁流のように流れ込む。
僕の予告で術を中断して逃げた術者もいるが、未熟な者は呪縛されて逃げられないようだ。

こうして、大陸西部と大量の魔術師が、僕の傘下に組み込まれた。
嬉しいことに、大量の魔女が手に入った。
かなり年を取った女も多いけど、魔女は例外なく美人で若さを保っている。
多分、血統か魔法的な理由が有るのだろう。

年を取った美女は、竜で慣れているから特に拒絶感は起きない。
おまけに、魔女の殆どは魔術的な理由で処女だ。
僕の眷属になったから、処女を守る意味は残っていない。
そのうち開封してやろう。


四大国のうち、三国までは制圧が終わった。
その他の小国もあるから、大陸統一までまだまだ時間が掛かるが、目星は立った状態だ。
神威執行のプランも、かなり明確に固まっている。
竜族の女達と、ドワーフとの約束と、僕自身のための計画だ。

計画を実行するためにも、それぞれの集落で卵の祭りをして、神器を集めておこう。
今のうちに祭りをしないと、神威執行までに卵が孵化しない。
剣以外の宝具は、盾、鎧、珠、指輪の4つだ。
珠を守る竜王国は、竜退治で後宮が肥大化しているので、後回しにするつもりだ。

僕は、盾の村を訪問していた。
盾の村の主と戦闘になったが、今の僕とまともに戦える存在は、この星には居ない。
牡竜を倒すのは、これで何頭になるのか。
ためらいや罪悪感は、感じなくなっている。
殺してから心に病むのは、単なる偽善だ。

ミューゼ以外の女竜を相手に、卵の祭りを開催した。
一人だけ仲間はずれにしたのには、ちゃんと理由がある。
彼女には神威執行の際に、とある役目を与えようと思っているのだ。
鎧と指輪の村でも、同じように女を奪って抱いた。
それ以外に特筆するような事は、特に無い。

残ったのは、竜王国の後宮だ。
官僚団に紛れ込んでいた経産竜十人と、五百人以上の半竜、そして73人の処女竜と、その母親を合わせた百四十六人。
半竜は多すぎるので、卵の祭りとは別口にすることにした。
それでも二日にわたって開催される、長丁場の祭りになった。
二日開催は、卵の祭りとしては異例のことだ。

百五十六個の同時産卵は、長い竜の歴史でも始めての事態だ。
他の3つの村の産卵も合わせれば、三百個を超える。
牡の数が半分だとすると、百五十頭以上。

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