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龍使いの少年 第二部
官能リレー小説 - ハーレム

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龍使いの少年 第二部 24

国内統治に殆ど力を割いていなかったけど、これからは少しは巡業しよう。
なにしろバラン時代は、反乱直前の状態だったのだ。

代替わりした僕の政策で、かなり国民感情は好転している。
歴代の竜王国の歴史上でも、最高の状態とも言える。
それでも週に一回くらいは、自国に目を向けるべきだろう。王様だからね。
日曜日に予定を入れて、それ以外は従来どおり討竜祭りで大陸を廻ろう。


「北の国の女って、みんな潔癖症なのかな?」
「ベレの教義の影響でしょう」
討竜祭りの参加者が、かなり少ないまま祭りが進行していた。
女神ベレは、ミューゼと混同されたり、姉妹と見なされる事の多い神様だ。
以前のミューゼより純潔を重視する、ガチガチの処女集団だ。

ベレは冥界を司る女神で、冬とか死を司る。長く厳しい北国の風土に似合う、かなり陰気な宗教だ。
報復と裁きの女神ベレ、報復と守護の女神ミューゼ。
死を司るベレと、豊穣を司るミューゼ。好対照な女神である。
本来は縁もゆかりも無いのだけど、対になる女神として崇める俗習が自然にできていた。

だから祭りが始まる前は、かなり期待していたのだ。
他の国より、ミューゼに親しみを感じる国民性の筈だったから。
女がザクザクの入れ食い状態で、色白金髪の可愛い女が集まるはずだったのだ。
期待外れな事に、集まったのは蒸留酒をがぶ飲みするオバチャンと、酔っ払いの男の群れだった。

この国のオバチャンは、熟女好きの僕でも抱く気になれないほど、ブクブク太ってる。
デブ専なら夢のような光景だが、ノーマルな僕には守備範囲外だ。
仕方が無いので、嗅覚を頼りに処女狩りをする事にした。
若い女の子の匂いを感じた家に、踏み入って押し倒すのだ。

結果的に、この作戦は成功だった。
ベレと同一視されたり、対になる存在のミューゼの代言者を、拒む者は居なかった。
純潔を重視する女神の信者だから、処女率も高い。
少々デッサンが狂ったような顔の女も居たけど、美人ぞろいと言っても過言ではないだろう。

性交渉で快楽を感じるのは、悪徳とされる宗教の信者だから、マグロ状態なのが難点だ。
それも、快楽責めにして骨抜きにすれば、一変した。
僕に隷属した瞬間に、急に積極的になって甘えてくるのだ。
その辺の落差が、滅茶苦茶ツボに嵌った。
余りにも楽しいから、祭り以外の町にも転移して、処女限定で夜明けまで夜這いを続けた。

いきなり僕の訪問を受けた女の子は、例外なく驚いて、悲鳴を上げようとするのが困ったけどね。
殆どレイプと言うか、レイプそのもの?
結果的に僕の訪問を喜ぶようになったから、その辺は事後承諾成立と言うことで。
誰も僕の犯罪行為を裁けないから、歯止めが掛からない。
そのおかげで、僕の中で世界の姿が、固まってきた。

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