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魔法×ハーレム!!
官能リレー小説 - ハーレム

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魔法×ハーレム!! 6

「上のクラスに行く方法は、普通なら授業での単位を取って行くか、期末にある“クエスト”、つまりなんらかの依頼を受けて達成する、この二種類です。」
「ねぇ、何で期末なんかにクエスト、なんてのがあるの? 最初の授業の単位でいいじゃない。」
と、教えてくれた彼女に柳は質問した。別にクエストなるモノをやる必要があるのか、と彼は思っているのだ。
「確かに、単位を取れば上のクラスに行けますが。それは極少数の限られた人しかいけないのです。」
え、と不思議そうな顔でいる柳に彼女はその訳を説明した。 
「授業での単位となるとその学期の約8割を取らなくてはならないので、本当の意味で勉学に励まなくてはならないのです。逆にクエストはそのクラスに関係なく選べるので自分に合ったクエストを選んで来年に持ち越すか一ランク上のを選んで速攻で上がるか、と色々な可能性があるのです。」
と、教えてくれた合間に“ヴァリア教室”に着いたようだ。

教室に入った途端、無数の視線が僕ぼ全身を包んだ。僕はそんな視線を浴び内心ドキドキしながら教室全体を見る。
教室の形状はすり鉢状になっていて、教壇を半円錐形をした机と椅子の配置に成っており、やはりと言うべきかクラスの大半が女子で誰もが、物めずらしそうな目で僕をみていた。
と、その視線の中に見知った人物がいた。 ミレーヌ・ルーヴェンスだ。

「ごきげんよう。柳
いきなりこの教室なんてなかなかやるわね」

ミレーヌが気軽に話しかけてくれたことで、柳は知人の少なすぎる教室で話をする切っ掛けを手に入れる
エイミは残念ながら一学年上のスキュラ教室らしく、柳を案内したらそそくさと自分の教室に戻っていっただけに、なかなか嬉しかった。

「なあミレーヌ、この教室のレベルってどれくらいなんだ?」

柳がミレーヌに質問すると、ミレーヌは目を真ん丸くする
しかし、柳が異世界出身なことを思いだし、何も知らない状態である事を確認した。


「この教室は新入生の1%しか所属してない超エリート教室よ
なんたって今年の一年はヴァリアより上の教室にいる人は一人しかいないわ
十分胸を張れるレベルよ」

「ふーん、俺そんなレベルの教室の授業についていけるのか?」

「それはもう、このルーヴェンス家のミレーヌが全力でサポートするのを誓いますわ」


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