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魔法×ハーレム!!
官能リレー小説 - ハーレム

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魔法×ハーレム!! 19


「じゃあまず始めに基礎中の基礎、“ショット”をやるわよ」

「“ショット”?」

すると、ミレーヌがぶつぶつ何かを唱えると、彼女の手のひらから黄色い光の玉が出来ていた。

「柳、これはリムと言って今私の手のひらにあるのは雷のリム・・・そしてこれがショットよ!」

そう言うやいなや、ミレーヌは手のひらを上に向けると・・・

「我、雷の打ち手、雷光となりて、敵を打て! 雷の一矢!」
そう唱えると手のひらのリムと呼ばれた球体が勢いよく飛び出し
天井に当たって四散した。

「今のは学内の設備を壊さない為にワザと霧散させましたが
本来はこれで人一人吹き飛ばせる程の威力を有します」

「柳には先ず、この魔法と体全体から魔力を放出させ、物質化させるバリアって魔法の2つを覚えてもらうぜ
魔力の性質云々は今は忘れてくれ、兎に角この2つの魔法を覚えないと対魔法戦は話にならないからな」


「ショットは魔力の素早く力強い運用が出来ないと威力は出ないし
バリアは体全体から魔力を放出する持久力と維持をする集中力が必要なの
これは他の魔法を覚える際にも基本となる事なので柳ちゃんもしっかり覚えとかなきゃダメよ」

「判ったよ。攻撃のショットと防御のバリアだな」

「そうです。後はそれを属性別に使えるようになって初めて性質別の特訓に入る事が出来ますわ」

でも柳さんなら直ぐに出来るようになりますわ。とミレーヌ達に励まされ、柳は俄然ヤル気になった。

その後は部屋を魔法修練室に移して魔法の特訓をすることになった。

「柳ちゃん。ペース配分とかは気にしなくていいのよ。魔力切れになっても直ぐに回復させてあげるわ」

「それってやっぱり昨日みたいに?」

「うん、だって粘膜による魔力交換が一番効率がいいんですもの」

特訓は柳が力尽きるまで終わらなかった。


「はぁ、疲れた……」

柳はよろよろになりながらも夜食を摂り、自室にへと帰って来ていた。
魔力とは生命力、生命力は精神力や体力に密接に関係し、魔力の消費は精神力や体力の消耗にと繋がる。
いくら魔力を回復させようとも蓄積する疲労までは回復せず、段々と回復する魔力量が落ちていくのも感じられた。

それに魔力交換の為の契りにも欠点があり、例えば10の魔力を渡したとしても、柳が受け取れるのは7や8程で、残りは四散してしまったり

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