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僕と桃のハーレム計画
官能リレー小説 - ハーレム

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僕と桃のハーレム計画 10

(ハーレムの主…か)
考えてみれば、僕は一体何をうじうじしているのだろう?
僕の夢、桃の夢、みんなの幸せ。
僕が変わらなければ、みんなも変わらないのではないか…?
無茶?常識を疑え?人は死ぬまで無完全、はなから挑まぬ信仰心…

「…ちゅっ」
股間に異物感。いや、異物とは思えない。桃の口内を押し広げる僕の本体。
なんという居心地の良さだろう。ぐっぽりくわえこんだまま舌を丁寧に2周3周。
桃はまるで母が息子を愛でるよう、文字通り親身に、そして忠誠心を掲げ舐めこねる。
(……ここが、安住の地…)
蕩けてしまうではと思い股間に目をやると、真逆に完全勃起記録更新級を呈している。
ひくつく僕の自身。炸裂する白濁生命原子。
桃は大きく喉を鳴らし、僕の存在をぐびぐび飲み込んでゆく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「おー雄斗!なげえ風呂だったな!」
桃を残し食卓へとやって来た。ララ、奈々、蜜柑が、僕らを待っていてくれたようだ。
「さっきから桃がどっかいっちまんたんだよなぁ」
「ちょっと買い物に出るとか言ってたよ」
「そっかそっか。じゃあもうオムライス、食べ始めちゃおうぜー」
奈々はケチャップを手に取り、勢いよく絵筆を走らせる。これは…パラサウロロフスか?
「ああ!奈々の可愛いうさぎさんだねっ」
「姉さんのうさぎなんだそれー!パラサウロロフスじゃあるまいしー」
3姉妹と蜜柑は意外と気が合うらしく、2度ほどうちに夕飯を食べにきた事がある。
食事が済めば5人で後片付け(2人は毎度何かしらをひっくり返し、都合仕事は増える)、
そして茶の間でしばしゲームやガールズトークを展開する。
いつも僕は頃合いを見て自室に戻る。僕はとくに必要はなかったのだから。
しかし今晩はお泊まりだし、先輩も遊びましょうよと桃が誘った。

(やっぱり人が多いと楽しいなあ)
もちろん蜜柑と二人きりの食事も全く不満はない。兄だけの為なのに、
いつも凝った料理をこしらえてくれる。僕は幸せ者だ。
とは言えど3姉妹がいるとぱっと賑やかな空気となり、蜜柑もよく笑う。
桃の助けがあってか、僕も至極スムースにみんなと親密に笑い合えた。
そして、いつしか僕らはリビングでごろんと、眠りに包まれていった。

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