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僕と桃のハーレム計画
官能リレー小説 - ハーレム

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僕と桃のハーレム計画 77

「確かに彼女達はまだ幼いかもしれませんが、今のうちからメイドの基礎・心得を
 身を以て学んだ方が、良いメイドとなるでしょう?
 ほら、英会話だって子どもの頃から習うとすぐ身に付くそうですよ。
 それに、高校卒業時には立派なメイドとして巣立っていただきます。
 もちろん学業や個人の時間も疎かには出来ませんし、
 早過ぎるという程でもありませんわ」

そう言う晴美達も現在高校2年生、まだまだ若い。
話によれば他の先輩メイドにはこれといった適任のメイドがおらず、
且つ若い力を中心としてこのメイド育成塾開校プロジェクトを推し進めたいという事らしい。
新田3姉妹は高校卒業以降、本格的にこのプロジェクトのリーダーとして
指導はもちろん、経営から方針まで任されるそうである。
(僕と大して変わらない年齢なのに…すごいなぁ)
僕は感心しつつ、他人事のように話を聞いていた。

「そして、おぼっちゃまには重大な任務を任せたいと考えております」
「えっ、僕?!」
突然自分の名がそのプロジェクトに関わり、僕は驚いた。
ていうか、そのおぼっちゃまっての……どうも慣れないなぁ。
「そ…その為に、オレ達も、さやか達もここに来たんだ」
リビングの戸口にはいつの間にか霰が立っていた。
妙に顔が赤らんでいる。今朝の一件をまだ怒っているのだろうか?
「メイドにとって、いっちばん大切なこと…なんだかわかりますかぁ?」
雲乃は僕の腕にすり寄り、どこか誘惑するように囁く。
(む、胸が当たってるって…!)

クールで落ち着いた表情しか見せない晴美までもが
僅かながらに照れを見せ、軽い咳払いの後、静かに口を開いた。
「それは……彼女達の、ご主人様役です」
「うんうん、ご主人さ……ま、ってぅええェ?!」

彼女達のご主人様役って、それはまさか、やっぱりエッチなご奉仕とか…?
「お、お前はどうしてすぐにそう鼻の下を伸ばす!」
「いでぇっ!」
霰がすかさずスリッパを投げ飛ばしてくる。

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