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僕と桃のハーレム計画
官能リレー小説 - ハーレム

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僕と桃のハーレム計画 66

「ただいまー、って僕ら以外誰もいないか」
「「「おかえりなさいませ、おぼっちゃま」」」
……っ?!

そこには3人の女性の姿があった。きっちりとしたメイド服に身を包んでいる。
人がいる事にまず驚いたが、この3人、顔がそっくり瓜3つなのであった。
(まるで3つ子…ん?まさか…?)
「お、新田達も来ていたのか。助かるぞ」
「はい、凛さん。私共も何かお手伝いさせていただこうと思いまして」
「え!新田って…あの新田組かっ…!!」
「ふんっ…そ、そんなヤクザでも見たように言うなよなー」
「ゆう君、お久しぶりね。逢いたかったぁ…」
まさか、本当にあの3人だっていうのか?
「おぼっちゃま、お食事のご用意は整っております。
 よろしければ、お話はそちらでいたしますわ」
僕らはひとまず、彼女達の案内で食堂へと歩を進めた。

テーブルには全員分の食事が既に揃っていた。
僕も席につき、早速脇に立つ新田3姉妹に事情を訊ねる。
「どうしてみんながここに居るんだ?まるでサキちゃんに仕えるメイドさんみたいに。
 だって君たちは……」
「ええ。私共は確かに、あの頃紗季様達を…いじめていたメンバーです」

そう。新田晴美(にったはるみ)、雲乃(くもの)、霰(あられ)の3人は、
僕や紗季先輩らと同じ幼稚園で育った。
3つ子なんてそうそういないからすぐに思い出せたわけだ。
それに彼女達は当時、紗季先輩達をいじめていた中心的存在であったのだ……

「うぅ…こどもの頃は皆さんにひどい事を…ゆう君も、ごめんなさいぃ」
「まあそのなんつーか、うちらも改心したってわけさ」
昔は髪型もまったく一緒のオカッパ頭だった為か本当に見分けがつかなかったが、
今は雲乃はふわふわのウェーブがかったミディアムヘアー、
霰は僕よりも短いショートカットである。
「ずっときちんとお詫びがしたいと考えておりました。本当に…申し訳ございませんでした」
「いや、僕は別に…」
晴美は美しいロングのストレートヘアー。
まっすぐに切り揃えられた前髪が垂れ、僕に頭を下げる。

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