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僕と桃のハーレム計画
官能リレー小説 - ハーレム

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僕と桃のハーレム計画 61

もともと器用な曜子先輩は早くもコツを掴んだらしく、ぐんぐん加速してゆく。
定員はぴったりの15名。
船内は操舵室、その後ろには広めのワンルームといった程度のスペース。
簡単なキッチンにシャワー室もある。
ほとんどのメンバーはデッキへ上がり、賑やかに景色を眺めているようだ。

僕はソファベッドのようなものに腰掛け、テーブルに脚を投げてゆうゆうとくつろいでいた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(…あれ……寝ちゃってたか)
大きな硝子窓が両側面にあり、ここからでも午後の穏やかな光とオーシャンビューが望める。
すぐ隣には春菜ちゃんが、僕の右肩に頭を預けて眠っていた。
「……(すや、すや)」
(くぅぅっ、なんて愛らしい寝顔なんだ…)
僕は彼女を起こさないように、こっそりと太ももに手を伸ばす。
すべすべの白い肌。
左右の脚をゆっくりと揉み比べたり、間に挟んですりすりして感触を楽しむ。
(いかん、ついこっちの奥の方にも手が勝手に…)
シンプルな白いプリーツスカートの中に進んでゆく僕の手。
(ん?この触り心地は…?パンツにしては少しごわごわしてるような)

「お目覚めみたいね、ご主人様」
操舵席には曜子先輩がいた。今はエンジンを切ってあるようだ。
「では、皆さんを呼んできますね」
脇には凛と綾。綾が立ち上がり、デッキへと出てゆく。
僕は慌てて春菜ちゃんから手を離し、近づいて来た曜子先輩と凛に目を向けた。

「いやー、気持ち良くってつい眠り込んでしまったみたいで」
「うむ。こんなに穏やかな海面のど真ん中に浮かんでおると、気分が晴れる」
「なんだかこう、開放的な気持ちになるわ……ね?凛ちゃん」
「わ、私にちゃん等つけなくて結構だっ!そんな容姿ではない…」
確かにそうかも。
子どもの頃はまあ僕もリンちゃんと呼んでいたっけ。
しかし今は身長もすらっと高く、剣道のおかげかどちらかというとがっしりとした体格。
胸はあまり大きくないようだが……その他かなりスタイルは良い。
名前の通り凛とした切れ長の目、ポニーテールに結った長い真っ直ぐな黒髪。
それにこの武士口調である。ちゃん付けはいささかぎこちない。

「ふう、なんだか暑くなってきたわね」
挑発するような視線。曜子先輩は自分のミニスカートをぱたぱたと仰ぐ。
そこにはちらちらと紺色のショーツが。
いや、下着というよりは、これはまさか……

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