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僕と桃のハーレム計画
官能リレー小説 - ハーレム

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僕と桃のハーレム計画 44


「おいみんな!なにやってんのー?」
「あ、ゆうくん!ねぇいっしょにこの3人にオシオキしよーよー」
「おしおきー?なんで?」
「へ?えっと……なんでだろ。なんか楽しいじゃん!」
「ぜんぜん楽しくないよ!!ほらもうみんなあっちいけぇー!」
「ぅわーん!ゆうくん怒ったぁー」
泣きながら逃げてゆく女子達。
「……くすんっ、ありがとうゆうくん」
「ぼくはなんにもしてないよ。
 ただあいつらが、ケツのアナがちっちゃいからムカムカしただけ!」
「けつ…?あな…?」
「よーしじゃあ4人でなんか楽しいことしよう!
 そーだなー、たとえば、おなにーって知ってる?」……

とまあそんな具合に……僕は3人を助けたり、4人でよく遊んだりしていた。
僕が奴らをおっぱらっている時、3人は顔を寄せ合い、
今のようにこうして僕をずっと見上げていたのである。

「ごめん、3人ともすっかり変わっちゃって…気付かなかったよ」
「ううん、もういいの。本当にありがとね」
綾は大げさにも、少し涙を浮かべつつその後を語った。

別々の小学校へ上がり、僕は3人とは会わなくなっていった。
綾は自分の個性に自信を持とうとより明るくなり、
凛はもう弱い自分を絶とうと剣道を、紗季は幼くして経営学を学び始めた。
その原動力はあの、何も出来ずに居た小さな自分自身への嫌悪。
そして、僕という希望。

3人とも見違えるほどの成長を見せ、とくに紗季はこの年にして
会社の大きな部署を任せれるまでに至っている。
(ちなみに、大人の玩具製造・販売というのも彼女の立案らしい。
 ませた幼い僕が変なことを教えたからか……?)

僕がたまたまこの学園へ転校してきて、3人は驚いた。
時が経ち過ぎており、どのように接すればよいか困り、
ずっと様子を窺っていた。
そこでこのハーレム計画に気付いたようだ。
桃と話をし、打ち解け、先日の肉奴隷教室での芝居を打ったという訳だ。
とはいえ、長く憧れていた想い人と遂に対面を果たし、緊張と恥ずかしさから
結局なにがなにやらわからない状態で逃げ出してしまったのであった。

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