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僕と桃のハーレム計画
官能リレー小説 - ハーレム

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僕と桃のハーレム計画 40

見事に手入れの行き届いた庭園だ。
美しい花々が咲き乱れ、奥には噴水やプライベートプールなんかも見える。
「曜子先輩、勝手にこんなとこ入っちゃって本当に大丈夫なんですか…?」
「大丈夫大丈夫。ほら雄斗君、玄関よ。ふふ…あなたが開けなさい」
一体何が起こるのか、不安に押しつぶされそうな僕。
意を決して、両手で扉を開く。……そこには……!

「「「「「ようこそ!私達のご主人様ぁ!!」」」」」

祝祭的な女の子達の黄色い声が、広いエントランスロビーに響き渡る。
情けない事に僕は驚きのあまり、瞬間目を固くつむっていた。
「びっくりさせてごめんないご主人様…さあ、目を開けて……」
桃の声だ。僕はゆっくりと瞼を上げる。

眼前には…桃色の…しましま?
右には順に青、黄緑、赤、黄金色。
左にはペールイエロー、水色、パープル、クリーム色、ビビッドピンク。
この目がくらむほどの縞々パラダイスはっ……!

左からリサ、ミオ、静、春菜ちゃん、
ララ、桃、奈々、ルン、恭子、紗季先輩がずらっと一列に並んでいる。
それぞれが制服のミニスカートを捲り上げ、縞々パンツを僕へ向けているのであった!
「いかがです?夢に描いた通りのハーレムでしょう…?」
見て見てと懇願するように腰をよじるもの、顔を火照らせて目をそらすもの。
皆が皆、興奮を隠しきれないといった仕草・表情である。

僕は何をどこから喋れば良いのか、見当がつかずに口をふがふがとさせていた。
「あー雄斗!鼻血でてるよー」
出血を予測してか、用意のいい桃のポケットからティッシュを出して
ララが僕の鼻下を拭ってくれる。
「も、桃…これは一体なんて…シチュエーション…?」
「ふふっ、仕方のないご主人の為に、まずはご説明いたしましょうか」

桃はハーレムメンバーの10人目達成を記念して、何か大きなイベントを考えていた。
そこで長期休暇を利用して、みんなを一同に集めてのご奉仕パーティを企画した。
幸いにして場所の確保は困らない。
紗季先輩が加わった事で、こんな豪奢な別荘を快く使わせてもらえたのだ。
ここまでの移動も天ヶ院家のプライベート・ヘリで来たそうだ。
なんという待遇…さすがは大財閥のお嬢様、テンガ先輩。

しばらく僕との接触を避けていたのも桃による企ての内。
焦らしに焦らして、僕を最高の幸せへ誘おうという演出だったのだ。

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