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僕と桃のハーレム計画
官能リレー小説 - ハーレム

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僕と桃のハーレム計画 37


眉間にしわを寄せ、しぶしぶ自分のケイタイを開くリサ。
「え!……」
両脇の2人も自分のケイタイを確認している。
「そんな!……くぅん」
「へ?……ふむふむ…」
(ん、なんだなんだ?ちょっとだけ覗いてみちゃおうかな…)
静のケイタイを後ろからこっそり見ようと、僕は首を伸ばす。
「わわっ、雄斗さん見ちゃ嫌ですぅ!」
「みんな驚いちゃって、どうしたの?教えてよー」

リサがすくっと立ち上がる。
「あ、あああたし用事思い出した!ごめんリュウキ!またね」
「あちゃー私もアレをソレするの忘れてたわー!ま、まったねぇ」
ミオもぎこちなく立ち、ぎこちない理由を吐いてそそくさと教室を出て行ってしまった。

「お、おいちょっと!ねえどうしたんだ?」
静も俯き、視線を右に左にとうろちょろさせている。
「雄斗さん……ごめんなさい。とぬかくっ、今は退散しますですー!」
あっちこっちにぶつかりながら、静もリサミオを追って走り去ってゆく。
教室のベッドで、僕は勃起チ○ポを出したまま、しばし呆然とする他なかった……

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その日の夜。
「雄斗?ねえ雄斗ってば!」
「…へ?ああ、蜜柑。どうした?」
「さっきからお風呂入っちゃってって言ってるでしょー?
 何かあったの?ぼーっとしちゃって」
「い、いやすまんすまん。いま行くよ」

(…はあ……)
あの後、クラスに戻った僕は静達に再度訊ねた。
しかし相変わらずはぐらかされ、そっけなく離れてゆく。
遠くからもじもじとこちらを覗く春菜ちゃんも、目が合えばさっと逸らしてしまう。
いつも元気なララですら僕を避けているようだ。
放課後、ルンと恭子に話があるとメールを送るも、
「ごめんゆうたん、今日は先に帰るね。また後で……(ハート)」
と逃げられてしまった。

あまりに突然、みんなが僕から距離を置き始めた。
(一体どうしちゃったんだ…何か悪い事したっけか…)

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