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僕と桃のハーレム計画
官能リレー小説 - ハーレム

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僕と桃のハーレム計画 35


「曜子ナイッサァー!」
「あ……」
「ぐがぁぶほっぉ!!」
ああ、頭の中が真っ白に……ぱとらっし…
「雄斗くんっ!」
「雄先輩!しっかり!」
隣に座っていた桃と春菜ちゃんの声が微かに聞こえ、僕は空を仰いで倒れ込む。

(ん……あれ、ここは…?)
僕は保健室で横になっていた。今回は射精した覚えがないが…?
「良かった……気がついてくれて。どう、まだ痛む?」
そこには綺麗なお姉さんがいた。このどっしりとした超乳は確か…
「熊門曜子(くまかどようこ)よ。
 もう、部長の名前くらい覚えておきなさいよね」
3年生の曜子部長だ。高校生にしてはかなりの色気を感じさせる目鼻立ちをしている。
なんと言っても目を引くのはそのカラダつきである。
制服のボタンを弾き飛ばさんばかりに丸まると育った胸元。
そしてきゅっと絞られたウエスト、ヒップは揉みがいのありそうなデカさ。
彫刻であればル○ブル美術館に永久収蔵即決定なメリハリボディの持ち主だ。

「私の打ったサーブが、あなたの顔面に直撃したのよ。
 なかなかパワーのある打球だったでしょう?雄斗君のあの転びっぷりだもの」
くすくすと笑い出す曜子部長。
「もー、笑い事じゃないですよー」
僕もつられて笑ってしまう。
部長はいわゆる落ち着きある姉御肌といった風情で、誰からも頼られるしっかりした先輩だ。
それでいて茶目っ気もあり、周囲のみんなを先輩後輩関係なく忽ち笑顔へ変えてしまう。
僕はずっと憧れを抱いていた。
彼女のように人見知りなく過ごせたらきっと、毎日が楽しいだろうなと。

「ごめんごめん、わざとではないのよ。
 どれ、ちょっと顔を見せてごらん?」
曜子部長は僕の顔に両手を添え、ゆっくりと自分へ向けた。
頭部や鼻梁等を慎重に点検してゆく。
僕の目の前に、ものの十数センチのところに彼女の端正な顔がある。
吸い込まれそうな大きな瞳、そこにはどこか大人の女性が持つ包容感が宿っている。
(なんだか安心できるなぁ…)

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