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僕と桃のハーレム計画
官能リレー小説 - ハーレム

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僕と桃のハーレム計画 30


ばんっ「ボッキ・リトはこちらにいらっしゃいますか?」
「「紗季様、リュウキ・ユウトです」」

そこには3人の女生徒。
僕はといえば近くにあった毛布を下半身に被せ、なんとか桃を隠した。
明らかに女の子の声で返事を返したわけだが…そこはつっこまないようだ。

「あなたがユウトね。くんくん、なにかこの部屋臭うわね?
 生臭いような、我社の研究室のような……」
腕を組み、部屋を検分し始めた彼女は天ヶ院紗季(てんがいんさき)、僕の一年先輩だ。
彼女を知らない生徒はいないだろう。
なにせこの学園の理事長の孫である。つまりあの天ヶ院財閥取締役の愛娘だ。
天ヶ院家の者はみな才が豊かであり、あらゆるビジネスで大きな成功を収めている。
天ヶ院グループが近年推しに推すのが淫玩具製品の販売と復興。
男性用オナニーホールに革命を起こした「iTenga」のヒットによりその業績は鰻昇り。
紗季は確かその会社に籍を置いていた。
その両脇にはいつも秘書のように仕える九蔵凛(くぞうりん)と藤井綾(ふじいあや)がいる。

「て、テンガ先輩!どうしたんですかこんなところまでっ
 僕に何か用でしょうか?それにどうして僕がここにいると」
「籾乃さんに尋ねましたらここにいるかも…と聞きまして」
(リサめペラペラと喋りやがってぇ…これはお仕置きが必要だな…)
性懲りもなく再びわずかに勃ち上がる男棒。桃がこっそりと裏筋をひと舐めする。
びくびくっ(何考えてんだ桃は!)

「紗季様は多忙の中わざわざお前のもとを訪れているのだぞ?
 ベッドに横になってなどおらずさっさと立て!」
凛へ答えたい、もう勃ってます。
てかズボンはベッドの下の方へ落ちているしこのまま出たらまずい…
「ユウトさんは随分腰回りが太いなぁ…まるでそこに誰かいるみたい」
不敵にひくつく、するどい綾。

「まあまあ2人とも。ではユウト、わたくしの話をお聞きなさい」
紗季先輩は長い金髪をなびかせ、長い話を始めた。

要約するとこうだ。
理事長の案で、現在は全く使われていないこの旧校舎をすっかり建て替え、
ここに学生寮を作ろうという計画が持ち上がっているらしい。
確かにこの校舎は通常生徒は立ち入り禁止、何にも活用されずにほったらかしだ。
充分に広い敷地のある学園内ではあるが、何か新施設を建築となるといささか厳しい。
学生寮も必要であろう。故郷を離れて学園に通う生徒も少なくない。
紗季先輩が旧校舎の現状調査を請け負った。
そこでこの肉奴隷教室の存在を知ったのである。
普段誰も来ないとはいえ、鍵を掛けていたのは幸いだ。

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