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僕と桃のハーレム計画
官能リレー小説 - ハーレム

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僕と桃のハーレム計画 180

以前まではその厳格さと生真面目さ故に、親しい級友らしい者はいないようだった。
近頃ではララやリサらと一緒にいる様子をよく見かける。
一見するとおっかない堅物なのだが、これで結構面倒見がよくいいやつなのだ。
僕もこの間道端で偶然見かけ、野良猫を優しく撫でている姿にちょっと胸が華やいだ。
女子としてはからかい甲斐があって楽しいらしい。

「ランチ?ここって学食だったのか」
「何だリュウキ知らないの?こないだオープンしたんだってー。学食ってかカフェって感じ?
 軽食だけど色々メニュー豊富でなかなか悪くないみたいよー」
ちょうどいい。ここでリサらと昼食にしてみるか。

「じゃあお言葉に甘えてご一緒させてもらうか。古手原もいいかなっと、とととっー?!」
自分でもわからないが、僕は時折なんでもないところでつまづいたりする。
何故だかそれは古手原の前でよく起こってしまい、今もまた…
ふにょん!
「いってて…ご、ごめん古手……ん?この、やわらかい感触は?」
「……は!?…は、ハ、ハレンチなーっ!」
ばちーん!
語るまでもなく、乳揉みラッキースケベ+ビンタのコンボ。
やれやれ、まるでちょっとHなラブコメの主人公そのものではないか。

「も、もう隆起くんはいつもいつも…!し、知らないんだからっ」
せっかく古手原と昼食をとれる機会だったのに、彼女はふんっと踵を返し、ずんずんと僕ら
から去ってしまう。
(はぁ…またまた更に嫌われちまったぞこりゃ。…にしても、あの揉み心地…)
制服越しでもあれほどの感触・重量感。
ハーレム史上最高にバランスの取れた美巨乳な気がしてならない。
みっちりと柔肉が詰まり、かといって重そうに垂れていたりなんて当然しない。
生であの双乳をぶるんぶるんいわせたら、彼女は一体どんな表情を見せるのだろうか。

「あーあーリュウキ、なーんでそう先走って唯に手ぇ出しちゃうんだよー」
「唯のおっぱいモミモミしたい気持ちはよーくわかるけど、そんなんじゃいつまでたっても
 唯を仲間に出来ないじゃんかぁ!」
ミオもリサもぶーぶー口を尖られていた。

「いやつい不可抗力(という名の下心)で……ていうか、あの古手原を仲間にするのは実際
 難しいだろ。それより、まだクラスハーレム計画って続いてたのか?」
「あったり前じゃーん!なになにリュウキぃ、忘れてたわけー?」
思えばとんとん拍子で、明日香達や真綾達など、我がクラスの女子の半数は僕のハーレム
メンバーに無事加入。しかしそれからぴたりと勢いは止まっている。
なにより、僕としてはもう充分過ぎるくらいの数の恋人がいるわけだし…


「まあとりあえずお腹ぺこぺこだよー。早く入ろー」
「あ、ああそうだな」
3人はからんからんと鈴の鳴る扉を開け、適当な席に腰を下ろした。

空間はなかなかに広い。
間に合わせの学食って雰囲気はなく、本当にちょっとしたレストランか喫茶店の趣だ。
結構繁盛していると言うわりには僕ら以外の客は少ないようである。

「もうあんた達、また来たの?
 ……って、え!…りゅ、隆起も、一緒なの…!?」
メニューを抱えて現れたのは、クラスメイトである伊坐苗芽依理(いざなえめいり)だった。
「お、伊坐苗さんってここで働いてたんだ?どうりで教室であんまり見かけないわけだ」
僕と彼女は特に接点もなかったし、これが初めてのコミュニケーションとなる。

「ぁ、ぁあ…べ!べっつに!どんなバイトしたって私の勝手でしょう!
 あんたみたいな男にとやかく言われる筋合い、な…ないんだからね!」
芽依理は何故だかひとりであたふたし、僕に厳しい眼光を向ける。

ロングヘアーを赤いリボンで結い、てっぺんからさらっと、流美な髪だ。
身長は高くない。やや釣り上がった瞳が高圧的だが、かなりの美少女。
何より目を奪うのはその衣装。現実世界ならイメクラレベルの、可愛過ぎるウェイトレス
コスチューム。白いフリルがあしらわれたヘッドドレス、首も肩もニーソックスも同様に
フリフリの仕様である。
きゅっとウエストが絞られたエプロンは実にエロく、大きな乳房は乳袋と表現しても良い。
いかにも美少女ゲームから飛び出してきたかような、ツンデレ要員的容姿の同級生だ。

「あー!ユウトが来てくれたのにゃ!未亜、とーっても嬉しいのにゃーんっ」
紺を基調とした芽依理とは異なり、ピンク色ウェイトレスコスに身を包んだ小柄な少女。
彼女の名は宮下未亜(みやしたみあ)。同じクラスメイトだ。
あほ毛が跳ねるショートヘアーで、いかにも猫っぽい八重歯がチャーミング。
彼女は前からちょいちょい僕に絡み、自分はほんとは猫で、人間に生まれ変わったのにゃ!
等と随分電波な戯れ言をほざいていた。まあ可愛いから、適当に話を合わせてきたのだ。

「えーっと、じゃあ注文は2人のオススメで頼むよ」
「わかったのにゃーぁ!」
「ったく…!え、えらそうに。こ、これだから男子はバカなのよ!」
芽依理は終始僕の顔を、赤ら顔でちらちら見ている。
(ん?もしかして、この感じ…?い、いやいや、そんな簡単に都合よくなんて)

「ほほーんリュウキぃー、早速芽依理のカラダを手に入れる魂胆だねぇ?」

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