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僕と桃のハーレム計画
官能リレー小説 - ハーレム

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僕と桃のハーレム計画 153

近くにいたセリナはその激甘紅茶を、涎を垂らして眺めていた。
「お…おいセリナ、大丈夫か…?」

ずずー。
好奇心旺盛なセリナは満面の笑みで飲む。
「ま”う”ーー!!」
「ぶわーーっ!!」
案の定口に合わなかったらしいセリナは、僕の顔面めがけて盛大に紅茶を吹き出した。
そして、バランスを崩した僕の身体は、いつものようにふらふらと…

ぽよん!
(いててて…ん?この感触は…?)
ええと、うん。まあもうこのくだりはいいか。
毎月始めにコンビニででも立ち読みすれば、この手のとらぶるは転がっている。
「ひゃんっ!せんぱーぃ…!」
そう。僕は偶然にも、芽亜のおっぱいを両手で鷲掴んでしまったのだ。

しかし、特筆すべき点がある。
この胸の感触に覚えがあったのだ。

(芽亜のカラダってまだ触った事ないはず…だよな?けどこの揉み心地はどこかで…)
おおよそ春菜ほどのやや小振りなサイズで、しっくり手に馴染んでくる。
柔らかさの中にしっかりとした弾力があり、いささかしゅっと、乳頭に向けて
エロく尖っているような形状だ。
(張りがあって何ともたまらん。じかにちゅーちゅー吸い上げてみたくなるぜ)

これまで数多の、大小さまざまな乳房をこね回してきたわけで、
そのひとぱいひとぱいが放つ個性を僕は識別出来るはずである。それだけの手腕は得た。
その僕が、芽亜と誰かのおっぱいを勘違いしているとはちょっと思えない。

「…そういえば!いつか……夢の、中で…?」
「やっと思い出してくれました?せんぱい。そうですよ、夢の中で…
 せんぱいがわたしのココを摘んで、きゅうって……ぁ、ふぁっ…!」
後ろから飛びついてしまっている僕の手を取り、芽亜はその手を自らの乳頭に寄せる。
薄手の黒いカットソー越しに、ぴんぴんと愛らしく尖った乳首の感触。

僕は始業式の頃の、ある夢を思い出したのだ。
(確かに、風呂場で芽亜の胸を揉む夢を見たっけな。
 そういやその後、階段の踊り場で見かけたのも彼女だ。ん?あの時ってまだ芽亜と…?)
そうだ。まだ出逢っていないはずである。
そもそも、何故彼女は、僕の夢の内容を知っているんだ?
誰にも話した覚えはないんだぞ…?!

「な、なあ芽亜、どうして君は僕の夢を……」
言いかけた、その時だ。
この河原まで至る一本道。そこから、聞き覚えのある少女の声。


「ふーっ!やっと着いたみたーい!」
「もぉー足ぱんぱーん……って、うわ、混んでるなぁ。
 なんか女ばっかりだけど…ほんとにこんなキャンプ場に、アノ男いるのかー?」

姿の見えた少女達。
あの子は、間違いなく…!
「い、イズミ、ちゃんっ?!それにカフェで会った¥交オンナまでっ!」
僕は椅子から立ち、テラスの柵から身を乗り出して叫ぶ。
「きゃ!せんぱぁーーい!!来ましたよーぉ!」
「あんた援こっ……そ、それ大声で言うんじゃなーい!」
僕を見つけた2人は、急ぎ足でこちらへ近づく。
…いや、待て。
2人の後ろからも…

「おおーう!いいとこだねーえ」
「そうね。あ、川もとっても綺麗」
「あの方が、泉ちゃんの話していた…?」
「んー?どれどれー?」
「もうヘトヘトーぉ…皆サン置いてかないでよーぅ」

ひい、ふう、みい……5人いる。
ここは結局キャンプ場でなく、芽亜の私有地であるはずだ。
いかにも人里離れた山奥だし、たまたま通りかかった一般客とは思いがたい。
何より、顔見知りのイズミが来るなんて…こんな偶然、起こる訳が…

僕は直感めいたものから、ちらりと桃を睨んでみた。
「は!……ささっ!」
桃は一瞬ギクリと表情をゆがめ、そそくさとテーブルの下に隠れる。
ばればれの反応だ。
(桃の仕業か…)
けど、どうやって?そして何故ここへ呼んだのだろう。

「ねー先輩!泉たち歩いてここまで来たんですよー?すごいでしょー」
「歩いてっ?!大変だったろ」
「超疲れたよー。あ、うちもなんかジュースひとつね」

指輪の少女・磯見泉(いそみいずみ)はにこにこと笑みを浮かべてテラスへ上がる。
一方のアバズレ(っぽく見えてしまう)少女・北楼路(きたろうじ)さつきは
桃を茶店のウエイトレスと勘違いしてか、ふてぶてしく注文をつけて近くに腰掛けた。

更に続いて、初めて見る面々。
次々に僕へ挨拶をくれる。

秋原(あきばら)いつき。
明るく染まった、さっぱり外はねショートヘアーの女の子。

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