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僕と桃のハーレム計画
官能リレー小説 - ハーレム

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僕と桃のハーレム計画 152

背格好も大差ない。
まあそれは唯子先生が、歳のくせに幼すぎるからか。

「それより何より、何故僕は『パパ』と呼ばれてるんだ…?」
僕が彼女の父でない事はわかった。
それでも宵子は僕に抱きつき、すっかりなついてしまっている。
「ま、まあ、細かい事は気にするな。なー宵子ー?」
「うん!ママーっ」
どうやら唯子が、僕との結婚を目論んで娘に言わせている感じがするが…考え過ぎか?
それはそれで、僕はちょっと嬉しくなってしまう。とは言わないでおこう。


宵子の一騒動を終え、テラスにて朝食。
大抵のメンバーは既におり、朝から賑やかな食卓で心が弾む。
未だ寝ぼけ眼の娘、くしゃくしゃに寝癖のついたパジャマ姿の者。
朝から溌剌な娘、顔を洗いきっちり身なりを整え終わっている者。
同じ年頃の少女でも、こうして個性を感じられるのは見ていて楽しい。

(さてと!今日はどの子と愛し合うか?)
まさに取っ替えひっかえ。
昨晩のラブセックスを経て僕の自信は増し、改めて肉欲の虜となりつつある。
恐らく僕が誘えば、性交を断る人間はここにはいないのだ。
いや、芽亜と宵子は違ったか。
宵子は僕のハーレム史上最年少だしな…いくら何でも抵抗がありすぎる。
このち○こを挿せば、本当にカラダが裂けてしまうのではないか?

それはともかく、黒式芽亜の存在は妙に気にかかる。
(結構好かれている感じだし、このまま彼女もハーレムに…?)
女子にも男子(つまり僕)にも人見知りなく、朗らかな性格で実に親しみやすい。
意外にも人付き合いの苦手な奈々とはかなりの仲良しみたいだ。
ガキっぽくて生意気な奈々の心を、彼女なりの優しさで解きほぐしてくれた芽亜…
僕からも、お礼を言いたくなるような美少女である。

しかしながら、彼女の瞳の奥には何というか……ヤバさがある。気がする。
うまく言えないが、桃とはまた少し違った、秘密めいた企みを感じてならない。

(悪い子には思えないけど…どことなく、ビクッとさせられるんだよなぁ)
ふとした時に感じる、彼女の僕を見つめる視線。
何を考えているのかわからない黒塗りの瞳に、僅かに怪しくほころぶ口角。
うかつに手を出すのはいかがなものか。
というかそれ以前に、僕はまだ彼女をろくに知らないのだ。


僕があれこれと考えている間に、食事を終えた面々はそれぞれ勝手に動き始めていた。
奈々を筆頭に元気メンバーらは河原で釣りや鬼ごっこなんぞをしている。
「ターッチ!バーリアーっ!」
やかましい声がそこいらで聞こえる。
中学や高校生にもなってまったく子どもらしい…とはいえ、輝く笑顔は愛くるしい。

その他の皆は洗い物をしてくれたり、ソファで歓談を弾ませたり、ごろごろと読書したり。
自由行動でくつろいでいた。
(まあ今は、エッチを誘う雰囲気じゃないな)
僕はアクビをひとつつき、そのままテラスの椅子に脚を伸ばして楽にする。
読むべき空気は読んでしまう性格なのだ。

「ご主人様、紅茶が入りましたよ」
「お、桃。サンキュ」
桃は可愛らしいエプロンを身につけ、肩までの髪先をちょこんと左右に結っている。
すごく似合っていて、はっきり言って超・かわいい。
けどちょっと狙っている感じだな…褒めると調子に乗りそうだし控えておこう。

「桃ちゃーん!あたしにもちょうだーい」
芽亜がテラスに姿を見せた。
彼女は出された自分のカップにぼとぼとと、角砂糖を積みあげてゆく。
「えへへー。あたし甘党なの」
「げ…芽亜、それで飲むのか?」
山盛りの砂糖にご満悦そうな芽亜。
そういや甘そうなお菓子やぐるぐるキャンディなんかをよくペロついている。

「まうーっ」
「あら!あなたも飲んでみたい?いいよ」

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