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僕と桃のハーレム計画
官能リレー小説 - ハーレム

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僕と桃のハーレム計画 142

時を同じく。
…ちゅぼぉーん!
「わ、わたくしとした事がーーっ!」
最後の盛大な爆発により、紗季先輩はバイキン男の如く空高く舞い上がる。

ぴぴぴー!
「しゅーりょーー!」
勝者は芽亜・春菜・こよみ・明日香・凛の5名。
罰ゲームは勇美・静・奈々・加奈子・うさみ・なのは・ミオ・綾・真綾・紗季。
(こんなメンツで大丈夫か…?うさみと綾がいるから問題ないか。
 てか真綾は自爆かよ…)

イワナは逃したが、後片付けは免れたから良しとするか。
芽亜たち、僕の分まで、イワナ見習ってダシのある人間になってくれ…
5名は足取り軽く水から上がる。
10名はどんよりと肩を落とし、文句たらたら歩を進める。

「なーあ、残ったみんなはどーすんだよー?」
奈々がお子様らしく口を尖らせ、僕らを見やる。
しかしまあ今更だが、本当にぺたんこな胸だなぁ(だが、そこがいい)。

「ここでもうちょっと遊んでから戻るよー」
「えー!ずっけーぇ!」
「ほ!?お魚さんより、せんぱいとぺろぺろ…じゃなかった、えと、
 きゃぴきゃぴ水遊びも良かったなーあ」
ああだこうだで、今ここにいるのは僕ら19名となった。

「………リサさん、計画通りですね」
「フフフ…これくらい数が減ればいいでしょ?」
桃とリサは持参していたらしい大きめのバッグから、何かを幾つか取り出している。

「おお!桃やん達、気が利くやないかぁ」
それは浮き輪だった。
ノーマルなものからマット状の大きなもの、さまざまな形がある。

「ささ、雄先輩はこちらの専用マットでおくつろぎ下さいな」
「いいのかこんなデカイの?んじゃお言葉に甘えて…」
水面に浮かべられたそのマットに、僕はでんと身を転がす。

眼前には、果てのない澄んだ青空が見渡す限りに続いている。
そこに響くのは、僕の恋人達の楽しそうな笑い声。
(はぁ……こんなに幸せな休日の過ごし方、初めてかも)
海辺の別荘でも沢山遊んだが、やはり人数が増えると笑みは2倍にも3倍にもなる。
僕は仰向けで頭に腕を組み、幸福を噛み締めるようにぷかぷかと漂っていた。


「なあリュウキ、それは乗り方が逆だぞー?」
「え、そうなのか?けどこれ、逆だと…」
リサに言われて頭と足の位置を反転してみたが、すると何故か空いている穴部分に
すっぽりと尻がはまってしまう格好となる。

「そうそう、んでこのマクラもセットして」
頭にはマット同様空気で膨らませたマクラが差し込まれる。
(至れり尽くせりだな。リサも意外と姉御肌なとこあるぜ)

「さて……ではでは、アタシも乗ろーっと!」
「あんリサさん!私も乗る約束ですよー!」
右からリサが、左からは桃がマットに飛び乗ってきた。
「うわっ、ちょっと2人とも…!」

3人が川の字に寝そべっても問題のない広さはある。
しかしどうしてもバランスは不安定となって……その結果。

「やんっ、ご主人様ぁん!桃、落っこちてしまいますぅ!」
「うわわ、暴れるなよ桃っち!…って、ふふ、リュウキぃ?
 なーにどさくさに紛れてアタシのお尻揉んでんだー?」
「…!!すまんっ、これはその不可抗力で…」
右手でむんずと掴んでいたリサの柔らか過ぎる美尻。
左手では桃を支えようと、自然に彼女のするするのクビレを抱いていた。

「随分とダラしないお顔ねえ、隆起さん」
「お前のそんなスケベ顔、奏お嬢様に見せてくれるなー!」
僕の足先の方に、奏とスバルがぐいっと上半身を乗せる。
スバルはすっかりメンバーらと馴染み、もう隠さずに可愛らしい女もの水着姿だ。

「あーいいなー!ほらっ、みんなも行こ行こ!」
「ぁんっ…そんなララちゃん!私は……っ!」
「ほほう、ここが開いてるのはそうゆうことなのね」
ララ・のん・こずえのクラスメイトメンバーは僕らに近づき、そして一斉に潜る。
(ん?てっきり飛び乗ってくるのかと………な?!)

「「「ぷっはぁーー!」」」
3人は水面から顔を出す。

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