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僕と桃のハーレム計画
官能リレー小説 - ハーレム

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僕と桃のハーレム計画 141

イワナ争奪・玉探し戦争の火蓋は切って落とされた。

「ぶはっ、押すなよこよみー!」
「へっへーん、ご主人様には取らせないわよ!」
「きゃっ、水が冷たくて気持ちいーい」

皆は川へと飛び込み、潜って玉を探し始める。
水は息を呑むほど澄んでおり底がよく見える。
大きめのビー玉らしいし、案外簡単に見つけられるかもしれない。
けどまあ、半数のメンバーはまずほとんど水遊び状態で黄色い声を上げていた。

僕は顔を潜らせてあたりの様子をうかがってみる。
(すごい……ぴちぴちの愛らしい肌色が、こんなに…!)
これだけの女の子が水に入ると、この範囲ではいささかいっぱいいっぱいである。
前も後ろも右も左も、まさに芋を洗うが如きボリュームの女肉祭りだ。

「やたー!ビー玉発見!自分が一番乗りでありますッ」
勇美が水面からざばっと顔を上げ、手にしたビー玉を天高く掲げた。
……ぼかーーん!
「なッ、ぬ、ぬへえぇぇ……!!」
彼女からはたちまち爆煙が吹き上がる。どうやらハズレを引いたようだ。

…どっかーん!
「わわわーっ!」
…へぼーーん!
「あべあぁぁ!」
…じっぱあーーんん!
「ら、らめええぇぇー!!」

「おいおい真綾、どんだけ仕掛けてんだよ…」
あっちこっちで、次々にハズレ玉が炸裂している。
「爆玉は全部で10コだよー」
「あと6個もあんのか…こりゃ慎重に探さないと」

リサが大きな声で説明を付け足す。
「あぁそうだ。ハズレを引いた奴は罰ゲーム、魚の調理と後片付けだかんねー!」
「えええ!?聞いてないですよぅ!」
静や奈々や加奈子ら、脱落者はぶーぶーと文句を垂れる。

「お…?これは本物かな?」
芽亜がビー玉を指でつまみ、陽に透かして片目で眺めていた。
爆発は起こらない。すなわち、彼女が一等賞を得たようだ。
「みんなお先にぃー!へへ、とれたてのお魚さんかぁ、素敵っ」

そして僕はというと。
「あれ、変だな……ビー玉ってこんなに大きくて柔らかかったっけ…?」
びくびくんっ。
「はぁん!ゆ、雄斗お、だめぇー…!」
ついうっかり、ララのまんまる双乳を後ろから揉みしだいていた。
これはいわゆる事故・ラッキースケベなのだが、我ながら確信犯的と認めざるを得ない。

「オイりゅうき…生徒にエッチな行為なんて教師として、許さないんだぞぉ!」
そばにいた唯子先生が、水中で僕の足をぎゅむと踏みつける。
「あら?ココに2つも玉玉が」
曜子先生は腕を伸ばし、僕の陰嚢に優しくいやらしく触れ始めた。
水中でころころと弄ばれ、僕はこそばゆさに近い妙な心地に酔いしれる。
(はあ、はあ、保険医のエロ手つきたまらん……て、いや僕も真面目に探さねば!)
イワナの塩焼きなんてそう食べた事はない。
名残惜しくも、僕は果敢に潜水して泳ぎだすが…

「おーっと、そうはさせないぞリュウキぃ!」
リサが立ちはだかる。
なかなかにエッジの効いた悩殺ビキニ。
「ふふ、私も邪魔してあげますね」
腕組みをした桃も現れた。
彼女らしい、可憐女子的ゆるふわキュートなふりふり水着である。
この2人、案外気の合いそうなコンビかも知れない。

「おわっ、ちょ、ちょっと!」
リサが背後に回り僕の腕を取る。
そして桃は、前から脇腹へくすぐり攻撃を仕掛けてきた!
「どーだリュウキ!アタシの胸もなかなか悪くないっしょー?」
「はあん、ご主人様ったら。なんて悶えたお顔…」
(おぼぼぉぁ…!溺れちまうっつーの!)

そうこうしている間に、幾つかの歓声と悲鳴がこだましていた。
「むっ……無、無事のようだな」
凛がいつになく可愛らしいびくびく顔を浮かべつつ、5つ目のビー玉を手に入れた。

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