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僕と桃のハーレム計画
官能リレー小説 - ハーレム

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僕と桃のハーレム計画 140

桃をはじめ、のんや洋らが素晴らしく美味なカレーを拵えてくれていた。
皆で川辺に椅子やテーブルや諸々を運び出し、一部ふざけたりなんかしながら楽しく平らげる。

途中ミステリアスガール・こずえが釣りをし始め、開始早々5匹もイワナを釣り上げた。
いつも割と無口な彼女だが、なんでも器用にこなせそうなタイプである。

「ねえ、今から焼いてここで食べましょう?」
「いいねえ!」
「けど5匹だからな、だれが食べるか」
(収量より、この大人数が問題なんだがな)

「確か…そうだ!ねぇ桃っち、えっとねー……こしょこしょこしょ」
リサが桃に、何やら内緒話をしている。
「……ふふ、流石リサさん。名案ですね」
桃はいつものニヤリ顔を浮かべ、人差し指で髪先を弄ぶ。
考えてみれば彼女がこの仕草をして、後に僕がとらぶるに巻き込まれなかった事はない…
とはいえ、僕はどうしても期待に胸を膨らませてしまうのであった。


「おお、こりゃいい場所だなー」
全貌は明かされぬまま、僕らは館で各々着替えを命じられていた。
そして芽亜の案内により、10分ほど川沿いに歩いて上流へ昇る。
そこにはなかなかスケールのある流線美麗な滝があり、その滝壺近辺は
ちょうど大きなプールのような形状となっていた。

「まうーーんっ!」
「こらセリナぁ!あんまり滝に近づくと危ないぞー!」
確かに滝壺は深そうで危険ではあるのだが、手前はちょうど足も着くし流れも緩やか。
泳ぐにも遊ぶにも、まさに格好の場所である。

そこに……
「ほぉーほっほっ!どうですゆうくん、このビキニクイーンの美しいボディラインは!」
「お姉様より、わたくしの方が魅力的なカラダをしていますでしょう?」
「そんなにじろじろ見ないで雄斗君……は…恥ずかしいよ…」
紗季先輩は純白で大胆で際どめのハイレグ、その妹・奏は黒く色気漂うデザインの、
春菜ちゃんは女の子らしいフリル付きの、それぞれの個性豊かな水着姿で僕を見つめている。

それだけではない。
34名、全員が水着を装備し集結していた!
迫力満点のバストやチャーミングなおっぱい、健康的に締まった美脚や華奢なおみ足。
とにかく、33もの、ぺろぺろしたくてたまらない女体の群れである。

(これが……ここが!桃源郷か…!)
早速数人はその水辺に飛び込んではしゃぎだす。
しかしリサがぴぴーっと笛を鳴らし、皆を集めて説明を始めた。

「いいかー、この川・この範囲内にビー玉を5個落としておいた!
 それを先に見つけ出した者が、お魚を食べられる!」
「おぉーぉ!」
そんな事してる時間があれば皆で協力して人数分釣ればいいんじゃ…と僕は思ったが、
まあ野暮な発想だ。
どうせなら楽しく遊んで勝者を決めようという計らいだろう。

「だがしかーし!わたくしめが仕込んだ爆玉もあるから要注意ぜよ!」
真綾特製の、何やら怪しげな玉も混ざっているらしい。
「この玉にこうして手を触れると数秒後に……!」
ちゅどーん!!
「どわっ?!大丈夫か真綾ぁー!」
「わざわざ実演せんでもええっちゅうのに…」
もくもくと沸き上がる黒煙、真綾は目を回してふらふらだ。
まあこの様子じゃ大丈夫だろ。

「アタシも含めて全員参加だ。よーし!じゃあ用意……」
リサは口にホイッスルをくわえる。
僕らは勇んで水辺の縁に立つ。
「…ぴぴぃーーっ!」

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