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僕と桃のハーレム計画
官能リレー小説 - ハーレム

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僕と桃のハーレム計画 127

「えーぇ、まぁそー焦るなよーコテ川ー」
「奈々!「古手川センパイ」でしょ。先輩方には礼儀正しくしなさい」
「いや、古手原なんだけど…」
僕らはやれやれと肩を上げ、それぞれの教室へ急ぐのであった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


(……痛ってぇぇーーっ!)
数日後、授業中。
僕は突如、猛烈な腹痛に襲われていた。

(間違いない、昨晩のアレのせいだ……)
昨日、帰宅すると台所にはルンがいた。
僕にはプライバシーというものがないのか…合鍵はメンバー内で共有されているようだ。

「ルンね、もうすぐ全国ツアーに入っちゃうんだ。
 だから今夜は、愛の詰まったルンお手製ごはん、作ってあげるっ」
と、いうわけで、裸エプロン姿のルンに夕飯をごちそうになった。
出来上がったものは、地球上の食物とは思えないほどのヒドさ…
しかし、多忙の合間を縫って僕の為に夕飯を作りに来てくれたルンを思うと、
心なしか箸は進んだ。
あんなに愛くるしい笑顔で感想を求められたら、美味しいとしか言えん。

ちゃっと食事を平らげ、僕は風呂場にて泡まみれパイズリでまず一発、
脱衣所でもう一発、ベッドに移っては愛あるセックスでまた数発。
僕は彼女の胸に顔を埋め、安らかな眠りに包まれていった……
…とまあつまり、夕飯の何かしらがアタったか、あまりの味覚に胃が狂ったのか。
今になってそれが痛みを呼び起こしたのだった。

「おや?雄斗さんの様子が変ですー」
「どーせヘンなもんでも食って、腹こわしてもうたんやろー?」
腹部を押さえる僕に、席の近いりりと洋が小声で話しかけてくる。
「だ、大丈夫…たいしたことはないよ」
「股間が痛むでありますかぁー!?これは大変なのでありますッ!」
「声デカイって勇美!てか股間じゃねえ!」
大声を上げたせいで、クラス中の視線が僕(の股間…)に集まる。

「あ、えーっと…ちょっと腹が痛いので、保健室へ行ってきまーす…」
いたたまれなくなった僕は保健室へと逃げる事にした。
実際腹は痛むし、少し横になって休めば治るだろう。

「先生、私日直なんで…隆起君に付き添ってきてもいいですか?」
手を挙げたのは揉まれ娘・新居紗弥であった。

「今日日直で良かったー、やっと…隆起君と2人きりになれた…」
「え!新居さん…」
廊下をゆく僕と紗弥。
ふわっとしたミディアムヘアー、丸く大きな瞳。
モブキャラには勿体ないほどの、アイドルフェイスな美少女である。
(そういや保健の先生って、産休か何かで居ないんじゃなかったっけ?
 もしかすると、このムードのまま新居さんとむふふな展開に…)
しかし僕の妄想は脆くも崩され、そう単純ではない展開が待っていたのであった。


保健室に入ると、既に2人の学生患者がいた。
「って、また育代かよ」
「あら、どうもお。私ったらまた気絶してしまってえ」
ベッドに横たわっていた育代は僕を見つけ、相変わらずほわほわと返事をくれる。

そして、丸椅子に腰を下ろしていた生徒は。
「あれ、雄斗?どうしたの?」
「蜜柑っ!お前こそ、怪我したのか?大丈夫か?」
体育の授業中に膝を少し擦りむいたのか、蜜柑は膝を出して消毒を受けていた。
「うん、ちょっとね。大した事ないよ」

「むむっ。雄斗さん、蜜柑さんには何だか、特別優しいみたいですぅ」
「え、おい!なんで静がここに……つうか何だその格好は!」
そういえば教室に静もいなかったな。
保健委員の仕事なのであろうか、ナース服姿の静が、蜜柑の治療をしている。
(うむ…ナースのコスチュームも悪くない)
薄ピンクのよくある看護婦ルックだが、一般よりもスカートが短いように見える。
白いタイツに、ガーターベルトが僅かに確認出来る。

がらがら。
「あ、せんせーい!新しい患者さん・雄斗さんがみえましたよー」
(ん?先生?)
振り返る僕の目にまず映ったのは、その爆発しそうに豊満な2つの肉果実。
「まあ。お久しぶりじゃない?ご・主・人・さ・ま(ハート)」
「よ…!曜子部長?!」

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