PiPi's World 投稿小説

僕と桃のハーレム計画
官能リレー小説 - ハーレム

の最初へ
 118
 120
の最後へ

僕と桃のハーレム計画 120

(ラッキー!唯子先生の授業なんて初めてだ。ほんと年下みたいで、たまらんぜ)
ロリ趣味が強い野郎からは憧れの的である彼女。
僕は俄然やる気を出して、席についてノートを広げた。


「じゃあ今日やるのは教科書21Pの……う。え、えーっと…ここはだなぁ…」
早速授業が始まる。
しかし唯子先生はしどろもどろ、困り顔でひとりぶつぶつ、教科書とにらめっこ状態。

「唯子せんせーい。もしかして、科学なんて専門じゃないからわかんないのー?」
「うっ、うるさい!こ、これぐらい唯子は理解出来るんだぞ。
 えっと、これがスイヘーリーベだからぁ……」
明らかに先生は必死に、あたふたしながら教科書と格闘していた。
(やれやれ、先が思いやられる。けどまあ、可愛いからいっか)
とことん萌え電波センスをお持ちである唯子先生は、
聖職者だというのにふざけた猫耳なんぞを頭に付けている。
躍起になりながら、そのよく似合った猫耳を愛らしくぴくぴくさせていた。

「…えーいもうっ!今日の授業は、唯子流の特別授業にするぞ!」
早くも諦めたらしい先生は開き直り、黒板に何やら図を描いてゆく。
「せんせい、何の授業をするんです?」
楠原(くすはら)こずえが真面目そうに尋ねた。
シンプルなショートヘアーで、その分、整った顔の聡明さが際立つ美少女だ。
話す時はいつもじっと相手の目を見つめてくる。
その吸い込まれそうな不思議なオーラに、僕も幾度かドキドキさせられていた。

「もちろん科学だぞ。テーマはズバリ、『人体の不思議を科学する』だ!」
唯子先生は小さな胸を大きく張り、指し棒で黒板を叩いた。
「ねぇねぇお兄ちゃん。黒板のあの絵、なーに??」
「あ、あれは…!……な、なんだろうなー…全っ然見当もつかないよ」
それは女性器の図であった。
ある程度緻密に描いてくれれば一応授業っぽくもなるのだが、
先生の絵は、そこらの電柱に描かれた落書きレベルの代物である。

そういや唯子先生の専門は保健体育だった、と僕は思い出した。
「お前達にはまだちょーっと早いかもしれないが、今のうちから、
 正しい性知識をしっかりと学んでおいてもいいだろう」
(いきなり保体の授業かよ。何かついつい、あらぬ妄想が…)
僕はどうも頬を緩ませ、早くも股間をむずむずさせる。

「せ…!性…知識でありますかぁー!?わわ、私達にはまだ早過ぎですっ」
慌てて声を上げたのは鳴野勇美(ならすのいさみ)。
よく真綾らと共におり、毎度のとんでも騒動に巻き込まれたり巻き込んだりしている。
いじられタイプというかドジっ子というか、とにかく、純情そうな女の子だ。

それを聞いて洋は口角を上げる。
「なはは!勇美は可愛いやっちゃなー、高校生にもなって。
 もうみんなバンバンやっとるでぇそんなもん!」
「ええっ、ほ、本当でありますか!?」
「あったぼーよ!なあ、真綾?」
「わたしはまだまだ、絶賛ミラクル処女っ娘ちゅうだよーん」
「真綾、絶賛というのは意味不明だわ」
(つっこむとこソコかよ…こずえさん)

「ほら、騒ぐんじゃないぞー。
 授業に入りたいんだが、保健の教科書は持ってきてないもんなぁ……
 まあいい。真綾と勇美、ちょっと前へ出なさい」
「えー?ぶーぅ、なんでわたし達なんですかー」
「勝手に教室の備品で遊んでただろう!つべこべ言うなぁ」
「うう、なんで私まで…」
2人はしぶしぶと教壇へと向かった。

「よし。2人とも、まずはパンツを脱いで足を開くのだ」
「ぶふぅーっ!!」
「ちょっと雄斗ー、もーっ、どーしたの?」
どうしたもこうしたもない。一体どこの世界にそんな事を平然と言う教師がいる?

「ぱん…!ぱぱっ…パ、ぱぱぱぱぱぁ……!?」
勇美は顔を真っ赤にして、口をふがふがさせていた。
「あちゃー。今日は子どもっぽいパンツだったよーぅ」

SNSでこの小説を紹介

ハーレムの他のリレー小説

こちらから小説を探す