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僕と桃のハーレム計画
官能リレー小説 - ハーレム

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僕と桃のハーレム計画 111

メイド達の中に雲乃の姿があり、僕の心は随分和らいだ。
相変わらずふわふわしており、いまにもスッ転びそうな足取りで僕へと近づいてきた。

「うふふー、ゆう君なんだかちょっとお久しぶりですねえ。
 さささ、紗季様が地下でお待ちかねですよ。どうぞこちらへ」
奏・スバルに軽く挨拶をし、僕と雲乃は長い廊下を進んで階段を降りてゆく。
赤い絨毯、大きな石像、趣味の良い抽象画、すれ違う度ににこやかに挨拶をくれるメイド達。
(家というか、宮殿だなこりゃあ)

ピピピ、ピー。
雲乃が何やらパネルを操作し、不釣り合いに近代的な自動ドアがシュッと開いた。
「TIC……テンガ・インモラル・カンパニー…??」
壁面に描かれたロゴマークを見やり、僕は首を傾げる。
「はい。ここは紗季様が所属する、男女により良い性体験をご提供する会社の研究所です。
 といっても本社オフィスやもっと本格的な研究施設は別にあるんだけどね。
 まぁここは、紗季様専用の実験フロアーみたいな感じかな」
「ん?あっちから紗季先輩の声が聞こえるな。
 今日は学校休んだって聞いてたけど、ここで仕事をしてたのか」
ちなみに紗季は学生寮にも自分の部屋があるのだが、ちょこちょここの本宅に帰っていた。
もちろん紗季に合わせて凛と綾も同様だ。


「まうまうーっ!」
「こらやめなさいセリナ!紗季様のお邪魔になるでしょ?」
「まうー?」
「それはまだ完成していなっ……あぶないですわぁ!」
がっしゃーん!!

「な…なんだか騒々しいなオイ」
室内からは何やらガラスが割れたような音が聞こえ、
僕と雲乃はやれやれといったふうに首を横に振った。

ウィーン。
「紗季せんぱーい、来ましたよー……って、なんだコレ?!げほ、けほぉ!」
いかにも怪しい薄ピンクの煙が立ちこめる部屋。
だんだんとモヤは晴れてゆき、ようやく紗季・凛・綾の姿が確認出来た。
そこにはもう一人、小柄な少女が、指をくわえて立ちすくんでいた。

「ま…!まうまうぅーーん!!」
彼女は僕を見るなり、猛然と突進してきた!
「おわッ、なんだ?!そして誰だこの子はぁー!」
「か、彼女は、花星(はなぼし)セリナ…だ……」
凛が答える。
しかしその凛の様子はどうもおかしい。
頬は桃色に火照り息は荒く、床に手をついてうなだれていた。
「どうしたんだ凛!具合でも悪いのか?」
「ゆ…ゆう、くぅん…お待ちして…おりましたわぁん…」
紗季の様子もおかしい。
「ごしゅ、ごしゅじんさまァ……綾も、綾もぉぉ!!」
「っうぷぉ?!」
綾は、セリナという少女がひっついた僕の体に勢いよく突っ込んできた。
しかもあろうことか、僕の衣服まで素早く脱がしにかかる!

「……まったく、これは一体何の騒ぎですか?雲乃。
 あなた一人では心配で来てみたら…お客様に粗相があれば始末書ものですよ?」
「晴美姉さん!わ…わたしは何もしてな……ぁあん!ゆう君わたしもーっ!」
いつものメイド服に身を包んだ新田3姉妹の長女・晴美が、口を手で押さえて現れた。
雲乃も綾らと同じく興奮状態であり、僕にしがみついてくる。

「この煙はまさか、紗季様が近頃熱を入れて開発しておられた、テンガ4D…?!
 この香りを吸った者はたちまち、異性の愛を求めて激しく欲情する…!」
「な!なんだってッ?」
香りはもう澄んでゆき、晴美はどうやら効果を免れたようだ。
「未完成であった為かしら……殿方には効果がないご様子ね」
「いや、ちょっと晴美!分析してないで助けてく…ぐぁぁ!オイそこは止めっ…!」
凛が無言で僕のトランクスに手をかけ、ずるんと下げてしまう。
息子には効果アリと見え、すっかり堅くそそり勃っていた。

「まぅっ!?…まうーん…」
セリナは僕のグロテスクな勃起チ○コを見て目を丸くしている。
(しかしこの子は…いくつなんだろうか?)
さっきからまうまうしか言わないし、かなり幼い少女のようにも見える。
だが僕を見上げるその瞳はどこか色気さえ漂い、年上のお姉さん的とも思えた。
いわゆる年齢不詳だ。
背格好からすれば小○校高学年くらいか?
華奢なカラダつきで、センターで分けたロングへアーの上には、
愛らしい花飾りのようなものが乗っかっている。

「ゆうくん…!ご主人サマァっぁぁ…!!」
綾と紗季は早速愚息を手でなぞり、激しくしごきたててきた。
「くッ…からだが勝手に……はぁん!ゆ、ゆうくぅん!!」
自尊心が人一倍強い凛は多少の自我を残しつつも、
結局顔を亀頭に寄せ、これまでにないほど淫らに尿道吸いを開始した。

「おぼっちゃまあーん!おっぱいちゅーちゅー、お願いしますうゥゥ!!」
雲乃はプルンと自らの胸を晒し、僕の眼前に差し出す。

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