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階級社会
官能リレー小説 - ハーレム

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階級社会 12

「リコ」
「はい、ご主人様」
傍らに控えていたリコが嬉しそうに答えた。
「ちょっと準備してほしいことがあるんだが…」

※※※

それから一週間後…俺は再び白百合鳳凰女学院を訪れていた。
が、今度の連れはリコと美月だけではない。
リコが務めていた病院から俺の基準で選抜した女医と看護婦たちも一緒だ。
今日ここ白百合鳳凰女学院高等部では「臨時健康診断」が行われるのだ。

「準備が整いました。ご主人様」
仕事中の怜悧な表情のリコが俺に報告した。
すでに女医たちや看護婦たち配置につき、後は生徒たちを待つばかり…
と、同時に会場である大講堂の扉が開き、生徒たちが次々と入ってくる。

女学院高等部の500名、選び抜かれた1級市民のお嬢様たち
彼女たちは俺の命令で全員全裸なのだ。
生徒達は各々なんとか身体を隠そうと頑張っているが、どうやったところで裸は裸である。
まったく凄い眺めだ。こんなに肌色な景色、俺も生まれて初めてである。

「ご主人様、鼻の下がのびていますよ?」

「無茶言うなリコ。この光景を見て鼻の下がのびない男なんざ、ホモか不能位のもんだ」

何せ、視界の半分が美少女の裸体で占領されているのだ。

「それでは、これより健康診断を開始します」

すると医者が声を上げ、健康診断の始まりを告げた。
勿論、健康診断というのは生徒を一人ずつ調べるための建前だ。

「名前を呼ばれた生徒から順に体育館横の保健室へ入室して下さい」

「では、ご主人様も保健室へ移動して下さい」

「む、もう少しここにいちゃダメか?」

こんな美少女大集合、滅多に見れるもんじゃない。

「構いませんが、そうなりますと高等部全生徒を一日で面接するのは難しくなります」

事務的なリコの声。名残惜しいが、ここは保健室へ行った方がよさそうだ。
俺は帰りにもう一度体育館に戻ってくることを心に誓い、保健室へと移動した。
俺は、保健室に入ろうとしたとき、一人だけ制服を着ている少女がいた。俺は、リコに命じた。
「リコ、制服を着た生徒から、身体検査をしろ!!」

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