こち亀・イレカワールくんの恐怖! 4
とりあえず巡回する麗子。洗濯物の干してある家を一軒一軒注意深く(?)回る。
女「あんなやり方で大丈夫かしら」
麗子「ん!?」
泥棒「ぐへへへ」
麗子「でたな下着泥棒ーーーッ!」
二階のベランダにいる泥棒に向けて、塀の上からのダッシュジャンプで飛び掛る麗子!
泥棒「うわあああああああ」
しかし、麗子は慣れないスカートが足の動きを邪魔していたので、足を滑らせてしまう。それによって大きな音がたくさん鳴り響き、二人揃って落っこちた。
泥棒「いてて…ん?」
麗子「はにゃはんにゃら〜」
泥棒「大股開きパンツ丸出しまんぐりがえりで気絶…ごくり」
泥棒の目が怪しく光り、麗子のパンツに手をかけた。
泥棒「生のを脱がすなんてなんて幸運だ…ぐへへへへ」
麗子「ふへ…ん?」
泥棒「よし!脱がし終わった! 退散だ!!あばよ女刑事さん!」
勘違いしながら、泥棒は走り去っていった。麗子の体そのものには目もくれず。
麗子「なんだあ…?」
スカートがまくれて股間丸出しだが、気にせず座ったままの麗子。立ち上がり、おっこちた色々なものを放ったまま、その場を後にしたのだった。その後、泥棒は感激のあまりパンツを持ったまま走っているところを逮捕された。
中川「麗子さん最近変ですよ。大丈夫ですか」
麗子「そんなことよりカップめんがもうすぐできる」
中川(まるで先輩みたいだな…どうしたんだろう昨日から)
寺井「ところでさー、最近できた温水プール知ってる? 面白い大会がやってるんだって」
麗子「ん?このチラシ…一等は限定プラモ? うおおおっこれはマニア向けのすごい欲しいものだ!いくぞーーーっ!」
寺井「でも着衣水泳でのいろんな協議に勝たないといけないんだって」
麗子「そんなもの、私が絶対優勝だーーーーーっ!!」
その頃、江崎が両津の家に忍び込んでいた。
江崎「絶対試させてもらうからなゴリラくん。イレカワールくん2号をつけて・・そして、あれ?もう片方はどこだ?」
これによって、両津の外見でずっと寝ている麗子が、温水プールに向かっているある女性のペットのあのサル、ヒトシと入れ替わってしまった!
店長「お越しいただきありがとうございます!本日は、着衣水泳による水中競技大会を行ないます!」
小町「麗子さんもでるんですか〜」
秋子「昼休みの時間でやってくれて助かったと思ったけど意外な強敵ね」
麗子「くそ、あいつ等までいるとは…他にめぼしい奴は…?」
麗子の横に、優勝候補の北間々水夢(きたまますいむ)が現れた。そして、客席では、飼い主の腕に抱かれていたヒトシ(中身は麗子)が目を覚ました!
サル「う…きき?(え…なに?)」