スレイブプリキュア! 53
俺は、とりあえず避難したフリをしておく。
すると____
「っ…………アコ、どうする?」
「どうするもこうするも、こうするしか無いでしょ! きっとあの変な触手が皆をおかしくしてるのよ! 叩くわよ!」
「____了解!」
よく分からない会話をしたかと思うと、何か怪しげなものを取りだし____
「「レッツプレイ、プリキュア、モジュレーション!!」」
そう叫んでいた。
あいつら、プリキュアだったのか____!!
俺は急いでエロイナーに指示を出す。
まず、手足を塞げと。
「つま弾くは、魂の調べ、キュアビート!」
「つま弾くは、女神の調べ、キュアミューズ!」
そうして二人が、決めた瞬間に____
ヒュッ
二人の手足目がけて触手が一直線に行く。
「えっ!? ちょっ………!?」
「やっ……! 何……コレ…!」
手足を塞がれ、ついでに触手の分泌する体液により服が溶けていく。
それに驚き抵抗していると、そこに操られた男たちがやって来た。
分泌された体液で服にところどころ穴が開き、液体で服は体に張り付いている。
元々のデザインも関係して、穴が開いたところだけまるで締め付けられるようにギュッと出ている。
それに服は濡れているから透けていて、それが肌にぴったりと張り付いているから体のラインは丸見えだ。
ちなみにこの液体には少量の媚薬効果があるため乳首もたっている。
これは興奮していない男でも襲いたくなるような光景だ。
「はっ……やっ……何なのよコレェ………!!」
「わ……かんないわよ………あっ……やっ……」
少量とはいえ初めて使った媚薬だ。
新しい感覚におおいに戸惑い既に戦意などはほとんど喪失していた。
そしてそんな状況で____
「ん………むぐぅ………!?」
「んぐ……!? んぅ……!」
触手の足の一本を口にねじこまれている。
あれは、本物の媚薬を、体内へ目一杯注ぎ込もうとしているのだ。
あれには媚薬効果として、行為後も、性欲の糸が刺激され続け、あの媚薬を一度飲ませられたら俺の下僕となるまで一生体が疼く。
並みの男では到底満足できず、悶え苦しむ事になるのだ。
「あぅ……んぐっ…ごくっ……ぷ…あぁ……」
「んぁ……ごきゅっごきゅっ………ぷはっ…」
しかし、そんな事知るよしもない二人はされるがままに飲まされていた。
そして
「あぐっ!?」
「んあっ!?」
直後、急激に高まった性欲に驚くことしか出来ていなかった。
「ふっ………ぐっ………何……? こ……れ……」
「あっ……!! はうっ……!! い…や……!」
新感覚に戸惑う二人だが、反応は全く違うようだった。
ビートは眉間にシワを寄せ歯を食い縛っている。
だが、やはり子供なのかミューズはだらしなく目を見開き大口を開け、舌やヨダレが出ている。
先程もミューズは往生際が悪く、捕まった時に暴れまくったせいで、宙に浮いた四つん這いのような姿勢になっている。
ビートはすぐに諦めたので少し背中が反っている程度だ。
そこで、変化が見られる。
「ん………んぅ………ふぐ……ぐ………」
ビートが突然動けない手足を動かそうとし始めた。
「う…ぐ………んぐ………あぅ……」
必死にもじもじとしながら懸命に動かそうと頑張っている。
一体何がしたいんだろうか。
「ん………ぐぅ…………あぐ………」
背中は反り、両の手は頭の上できちっと拘束されている。
そして足は両足とも左右に____つまりM字開脚の太ももとふくらはぎはくっついている形になっている。
そして、その足を懸命に閉じようとしているのだ。
「んっ……はっ……ビー……………トッ! どっ……うし……たっ…の?」
隣で四つん這い姿勢になっているミューズが聞くが、返事はなくひたすらに足を閉じようとし、手もぐいぐいと動かそうとしている。
「あっ…やっ……いやぁっ………!」
しかし、その1秒後に理由が分かった。
ぷしっ、という小さな音を合図に、キュアビートの股間から盛大に尿が出てきたのだ。