スレイブプリキュア! 36
「もうイったのか?」
「イ……ク……?」
「そう。俺に触られて得た快感が嬉しさのあまり弾けたんだ」
「でも、あなたじゃなくても……」
「そうだろうか?俺以外では」
「あひぃんっ!」
「こんな」
「んああっ!っ!」
「簡単に」
「ひくぅん!」
「イかないだろう?」
「っ!っっっ!……っ!も、だめ……気持ちよくしないでぇぇっ、ああんっ!」
幼蕾を擦るだけでのぞみは簡単に達する。それは、俺が口移しに流し込んだ媚薬が効いているからこそ……俺以外の奴で為せることではない。たとえ、のぞみが愛おしく想っている奴でもな。
「あああっ、ぁぁっ……もう、だめなの……」
のぞみの脚はガクガクと震え、俺に寄り掛かっていないと立っていられない状態だ。
「ならば仕上げといこう」
「え……?」
俺の胸元に顔を埋めていたのぞみが、発情しきった顔に困惑を浮かべる。
「これだけ発情して濡れていればすんなり入るだろう」
「入るって……何が、どこにぃぃぃっ!ひぅぅん!」
また陰芽を擦り上げ、のぞみの思考を快感に染め上げる。空いた手ではチャックを下ろし、これから先のぞみを躾ける教鞭を取り出した。
「ああっ、あの、あのぉぉぉっ……」
クロッチを片側に寄せ集め、蜜の滴る膣口に亀頭の先を押し当てれば……
「ちょっと、まっ……あ゛ぁぁっ!あ゛あ゛あ゛あああああ!っ……っ……っ……」
初めての挿入にのぞみは天を仰いで声を張り上げる。しかしその声は誰にも聞こえない。この公衆トイレが俺のフィールド、つまりエロティックワールド内である以上、一時的に地球と切り離された空間となっている。建物周辺に漂うピンクの靄は俺にしか見えず、一見何の変化も起きていないのだ。出入りは自由にできるが、入らなければ内外共に物音一つ聞こえないのである。
「ほら、しっかりしがみつけっ」
のぞみの脚を持ち上げ、駅弁のスタイルに持ち込む。
「ひぐぅううううぅぅぅうううっ……」
亀頭が奥へ到達したものの、やはり根元まで入らない。何とか押し込んだ肉竿の半分程がズキズキと疼く処女壁に締め付けられていた。
「いたいぃぃぃっ、くはぁぁっ……ぁぁっ、抜いて、ぇぇ……」
「最初だけだ」
「うぐぅぅぅぅ……んっ……」
のぞみを持ち上げて一度エラを膣口まで戻す。そして小幅にのぞみを揺らすことで、挿入口の付近を往復させた。
「あううっ、んっ、ぁっ……ぁっ……」
「気持ちよくなってきただろ?」
肩に掛かる程度の濃いピンクの髪がさらさら流れ、頭頂付近で結われた二つの短いツインテールが尻尾のように揺れる。小幅にゆっくりと揺さぶられているのぞみは、痛みで濡らした瞳に躊躇いを示しながら、優しく開いた口から吐息を漏らしている。背中に回されていた腕は首筋に移り、しっかりと絡み付いていた。
「んああっ、んっく……ああっ、ぁぁ……んっ!」
亀頭を包む膣肉の圧迫に不規則な緩急が付いてきた。確かに快感を得ているのだろう。縁に引っ掛かる青い肉壁が擦れる感触は俺にも快感を与える。
「くく、奥が切ないか?」
「んああああっ、くぅぅっ……んああっ……」
静かに奥へ押し込んで子宮に濃厚なキスを浴びせ、再び入り口付近を擦る。こうして徐々に慣れさせれば初体験でもちゃんと快感を得ることができる。特にのぞみは媚薬に侵されているため、快感が痛みを上回るのが早い。
「んはあぁぁぁぁっ……くぅん!んっ!んぁぁっ……」
次に奥まで到達させたとき、のぞみは足の爪先まで伸ばして震え上がっていた。俺の手にまで伝わってきたその震えは、間違いなく快感を示したもの。恐らくそれは背筋も駆け上ったのだろう。髪の先まで顕著に示されている。
「奥が良いのか?」
「はんぅぅっ、おかしく、なるぅぅ……」
発情させられても決して届かなかった子宮への刺激に、のぞみは未知の快感を覚えているだろう。それが徐の口とも知らずに……。
「おかしくなればいい。それは悪いことじゃない。お前の本能が求めていることだ」
「本能ぉぉ……私の、ほんの、おおおっ!ひゃあん!」
次は奥の方を小幅に擦り上げると共に、子宮を小突く。すると血ではない液体がじわりじわりと滲み出し、粘質な音が鳴り出した。