PiPi's World 投稿小説

スレイブプリキュア!
官能リレー小説 - 二次創作

の最初へ
 33
 35
の最後へ

スレイブプリキュア! 35

 のぞみの肩を抱き続けている俺。だが、当然のことながら右手の人差し指はのぞみの肩に掛けず、大きな曲げ伸ばしをゆっくりと繰り返している。

「そんなことを俺に言われても、医者じゃないから何も……取り敢えず頭を冷やしてみるか」

 と、左手でハンカチを取り出してみた。まぁ、症状を看てやる
気は全くなく、発情具合を見てやるだけだけどな。

「そんなぁぁ……悪いです、ぅぅっ……」

「ここに君をおいていく方が悪いと思うけどな」

 と、肩を貸してトイレまで引いていく。
 俺が洗面場でハンカチを濡らしている横で、のぞみはしゃがみこんでしまっていた。
 ここまで来たら俺のフィールドだ。猿芝居はもういいだろう。

「ほら、立てよ」

 手を差し出すと、のぞみは申し訳なさそうにしながらその手をとり、踏ん張るようにして何とか立ち上がった。が……

「ひゃっ……」

 のぞみの手を振り解いて個室の一つにぽんっと押し込まれたことに、一瞬何が起こったのか理解できないといった顔で俺に視線を寄越す。

「あの……え……?」

「君が今どんな状態なのか、俺には解っている」

「ど、どういうこと……? はくぅぅぅ……」

 また前髪をくるくると弄り回し始めた俺に、のぞみは発情の様相を示しながら困惑を投げることしかできないらしい。

「あのな? そんな物欲しそうな顔してたら誰だって解るんだよ。お前の体が疼いて疼いて仕方ない状態だ、ってな」

「疼いてる……って……? ど、どういう……」

「こういうことだ」

「ちょっ……」

 抱き寄せられたのぞみは、しかし俺の腕から逃げようとはしない。いや、できなかったのだろう。のぞみの背後で右手の人差し指が激しく震わせているからな。

「や、やめて……こんなっ、ぁぁっ……いやぁ……」

「っていうわりには全然抵抗しないんだな。俺にこうされて嬉しいんじゃないのか?」

 のぞみの顔は掻き乱される性欲に上気の度合いを強めている。息も荒く、体は微かに震えっぱなしで、腰は躊躇い気味に捩られていた。
 これだけ発情させればいいだろう。指が疲れてきたこともあるし、キスで仕上げといこうか。多少のダークエロティカを必要とするが、俺の唾液に媚薬効果を持たせるとしよう。

「嬉しいとかっ……さっき、会ったばっかりで……それに、私はぁぁ……んんんぅっ!」

 何かごちゃごちゃ言っている口を口で塞ぎ、問答無用に舌を捩じ込む。唾液をたっぷり絡めた舌を、な。
 強く閉じようとする唇を唇で押さえ込み、歯の隙間を舌先で抉じ開け、小さな舌を絡めとる。唾液を味蕾へ直に刷り込むように執拗に擦り付けていると、のぞみの体は面白いように術中へ嵌まっていった。

「ほら、嬉しいんだろ?しっかり抱き付いてるじゃないか」
「ち、ちが……あふぁっ、んふっ、んぅぅっ……」

 のぞみは慌てて俺を放したものの、再び接吻すれば縋るように腕を回して応じる。舌を入れると今度はすんなり受け入れ、口内を舐め回されても抵抗する素振りがない。それどころか、舌の表面同士を擦り合わせるように絡めると華奢な体は喜び、微かに震え上がる。

「そんな積極的に……相当嬉んだな」
「違うのっ、ああっ……や、だめっ……」

 小振りな尻を撫で回すだけでのぞみは背筋を震え上がらせる。
 俺はのぞみを壁に追い詰め、股に間に脚を差し込んだ。

「んんんぁっ、あんっ……んくぅぅぅ……」
「気持ちいいんだろう?俺にこうされて」

 膝を曲げてのぞみの陰部に腿をあてると、のぞみは潤みきった瞳を快感に歪めた。

「これは、ちょっと前からっ、ぁぁっ……」

 耳を撫でただけでのぞみは艶塗れの吐息を洩らし、息を乱す。

「なら、ちょっと前から俺と出会えることを予期していたんだろう。運命、てやつかな?」

 そう。のぞみはプリキュアで俺に牙を剥く以上、進んで跪くように調教しなければならないのは運命なんだ。面倒なことにな。

「でも私は、はあん……違うっ、ちがっ……あああっ……」
「少なくとも、体は俺を求めてるようだな」

 耳から首筋にかけて指を滑らせるとのぞみの腰が跳ね上がり、次第に動き始める。

「俺の指一本だけでも、お前の体は喜びの声を上げてるぞ?」
「そんな、ぁぁぁっ……ダメなのにぃ……気持ちいいよぉ……」
 
 指を首筋から胸へ移動させてものぞみは取り乱すことはなかった。指先でツンツンつついても顔を赤くするだけで、掴んでみると腕に力を入れて抱き締めてくる始末。

「ふぁっ、ぁっ、んんっ……んっ!」
「くくく……びっしょりじゃないか。早く触って欲しかったんだろう?」

 小さな胸を揉みながら逆の手をショーツに潜り込ませ、蜜に塗れた幼いクレバスをなぞり上げる。

「んくぅぅっ、そこっ、だめぇぇんっ……」

 指先に粘液が纏わり付き、微かな水音が響く。のぞみの腰は歓喜に震え、指の刺激を求めるように前後に揺れた。

「ほら、腰が動いてるじゃないか。素直な体だ」
「見ないでっ……ぁぁぁぁぁ……見ないでぇぇぇ……ひくぅぅぅんっ!っ!……っ!」

 包皮越しに陰核を押し、一擦りしただけでのぞみの体は小さく弾む。唾液の媚薬が効いているようだ。

SNSでこの小説を紹介

二次創作の他のリレー小説

こちらから小説を探す