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参謀ディオン・ファントスの一生
官能リレー小説 - 戦争

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参謀ディオン・ファントスの一生 12

裸になったディオンは、服を着ていても美少女のようであったが、脱いでもそう変わらない。
股間のシンボルが無ければ胸の膨らみのささやかな美少女にしか見えない。

そしてそのシンボルも小さく、先端までが皮被りだった。

オルタンスでは割礼の習慣が無い為に包茎でも放置される風潮があるし問題にもされない。
まぁただ、女性の間ではやはり剥けて立派なシンボルが好まれるのはどこの国も変わらない。
それから考えると、身体付きだけでなくそこもディオンは未熟だったのだ。

「さあ、いらっしゃい」
「は、はい・・・」

ベッドに寝転んで股を開くリディアが、緊張で震えるディオンを呼ぶ。
一般的な貴族であるモーファイム男爵は十人の妻があり、彼女が正妻で娘を一人産んでいる。
その熟れた経産婦のふくよかな身体。
胸も尻も十二分に豊満、むっちりと成熟している。
夫は既に亡く、女盛りの身体をもて余し気味だった。

「この場所に入れるのよ、ゆっくり落ち着いてね」
「はっ、はいっ!!」

緊張でディオンの綺麗なボーイソプラノが上ずる。

そして小さいながらもガチガチに勃起したペ○スをリディアのアソコに入れようと手で支えながら腰を動かすが、割れ目の入口でつるんと滑ってなかなかに入らない。

「焦らなくていいわ、ゆっくり、ゆっくりよ」
「はいっ、はいっ、ごめんなさいっ!」

宥めるリディアだが、焦るディオンは泣きそうな表情・・・

そして何度か滑った所で未熟なペ○スが悲鳴を上げるように暴発した。

「ああっ?!」

ビュルッと飛び出る精液がリディアの腹に降りかかる。
入れる事すら叶わず放出する行為が男として情けない事は本能的に理解はできる。
流石に涙を抑えきれず嗚咽を漏らしてしまう。

「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」

そんなディオンにリディアは身を起こして豊満な胸で包み込むように抱き締めて頭を撫でる。

「いいのよ、大丈夫・・・先生がちゃんとしてあげるからね」

リディアはディオンの事が情けないなんて思わなかった。

むしろディオンが可愛くて仕方がなかった。
そして彼をベッドに寝かしたリディアは、自分から跨がって小さなペ○スを摘まんでしごく。
それでふたたび力を取り戻したペ○スを支えながら、ゆっくりと腰を落とした。

「んふぅ・・・入ったでしょ・・・」
「あっ、ああっ・・・先生の膣内が凄いぃっ!!」

女の子のようにディオンは喘ぎ、リディアはその少年を見下ろしながら微笑む。
母のような聖母のような慈愛のこもった笑み。
可愛い少年を男にできた悦びがそこにはあった。

そして胸までがキュンとして膣までキュッと締まる。
だが、それだけで未熟な童貞少年には限界だった。

「ああっ、だめぇっ!!」

今度はドクドクと膣内に注がれる精液・・・
リディアは感じる間もなかったのだ。

それでもリディアは微笑んでいた。
こんな可愛い少年の童貞を頂けたのだ。
ある意味役得だったのだ。


こうしてディオンの筆下ろしは終わり、リディアも軍務復帰で忙しくなり、ちゃんと会う機会も無く・・・
再会したのはディオンが卒業してリディアの副官として赴任したからだった。

副官となったが為に、二人きりになる機会は多い。
その機会もにディオンがリディアを求め、リディアも満更でなく拒否しなかったので関係は復活。
それからディオンを男として鍛えると言う名目で頻繁に身体を重ねていた。

その彼女にとって目下の悩みはディオンが他の女に興味を示さない事・・・
もうすぐ結婚せねばならぬ年なのにそれではいけない。
今もリディアに抱きつき、勃起した股間を押し付けてきていてヤル気満々なのだ。

「ディオン、よく聞いて頂戴」
「はい、先生」

いつものようにディオン可愛さに流されてしまいそうなのを抑えながらリディアは言う。

「出撃前で今日が最後・・・今後はディオンが結婚しないなら相手は無しよ」
「えっ?、そんなの・・・」

彼女といる時はあの姫と呼ばれたディオンのままだ。
それは良くない。

リディアをソファーに押し倒すようにしながら訴えるような視線を送るディオンだったが、リディアは流される自分を必死に抑える。
積極的になってきたし男らしさも多少はでてきた。
なら、彼を慕う少女達の為にも流される訳にはいかない。

「分かったかしら、ディオン・・・結婚すると約束して」

胸元をはだけさせようとするディオンの手を掴み、リディアはそう言い許さない。

「先生にお嫁さんになって欲しいんです!」
「駄目よ、若い娘さんとなさい」

一夫多妻が許されてるのは子孫繁栄の為。
人口の足りないオルタンスでは子供を多く産む事を国家として求めている事情がある。
だから先の無い熟女より若い娘とリディアが言うのは、国歌の命運とも言えるからだし、何よりディオンに子供を作って欲しいからだ。

「先生が結婚を約束してくれるなら結婚します・・・」

拗ねた口調で言うディオンにリディアは胸を撫で下ろす。

「じゃあ、ちゃんと結婚したら考えるわ」

狡い言い方だが、これも彼を結婚させる為だ。
寂しいし多分泣くと思う。
だが、彼の為にもいつまでもこんな関係は駄目だ。
だから、考えると言う言い方で彼女は返した。

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