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麻薬戦争
官能リレー小説 - 戦争

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麻薬戦争 13

「食事が先だ」
「は〜い」
真由美は喜んで準備を済ましている間に私は背広一式をハンガーにセットしYシャツを脱ぐ。
「森先生の匂いだぁ」
脱いだYシャツを顔に押し付けて匂いを嗅ぐ真由美は貞操帯がある事を知りながらも手を這わす。
「真由美は他の学校に行くとか考えてないのか?」
「森先生のお傍に居たんです。何時か妻になりたいのです」
「……」
「分かってます、でも私も行き場はないのです」
そう、彼女は最年少の電脳麻薬被害者であるが誤った情報がネットに流出しており家族すら会うのをためらっている。学園側も悪質と判断すると即裁判に持ち込み被告から謝罪と賠償金を獲り立ていると言うが……。
「森先生」
「そうか、でも私の事は考えなくてもいいんだ」
前の職場での淫行という事実は消えないのだ……その事実を背負わすことはしたくない。何時かは真由美も大人になりこの学園を出る事になる。彼女が夕食の準備をしている後姿を見て森は思う……。
「(一度家族に言うべきかな?)」
そう彼女は一度も実家に帰宅してない。どうも伯父夫婦とは良好な関係ではなかったらしく兄も連絡をよこさない……異常な事態が進んでいた。弁護士を通じて話を通すしかない……森はため息を出しつつも真由美の料理を食べる。


軽く濡らした二人分の食器が流し台に収まった頃、風呂場にて真由美の貞操帯が外された。専用のクリーニング袋に放り込み、毛が生えない恥丘を見せる……電脳麻薬の後遺症は医者ですら分からない、成長が止まる事もあるとも言う。
「ご主人様ぁ」
甘く脳内を痺れさせる言葉に森はその口を塞ぐ。
「真由美……」
森の手は少女の可愛い尻を弄り、徐々に谷間へ……真由美の手は森の一物を愛撫する……自分を救ってくれたモノへの感謝、それが世間では淫行でも自分はあの時何もできなくなった恐怖を味わいたくない……真由美が復学して通常の学園生活が出来るのは森先生が居てくれるからだ。
「(俺も彼女も依存症になっているのか)」
そう思うが森も真由美も今の生活が充実している事は事実であった。



御神はFN−F2000Jを構えトリガーを引くと広域機動捜査隊本部ビル地下にある射撃場に乾いた音が響き、反動を感じていた。広域機動捜査員は立場上テロにも対処する事もありこの銃が採用されており御神は訓練をしていた。
小銃若しくはプルバック式アサルトライフルの一つであるこの銃は主に軍隊で使用される……日本の警察機構がこの銃を採用する事はそれだけテロの脅威があると言う事だ……何せ政情不安定な国はテロリストの温床でもある。麻薬専従班とも言えともこの銃の扱いには慣れておく必要はある。
「御神がこの銃を訓練すると言う事はヤバい案件なのか?」
射撃ブースから出た御神に話しかける男は電子煙草のカートリッチを刺し込んで尋ねる。
「ホテルコリアのヤクの売人が消えたよ……何れも使用による逮捕歴がない奴らだ」
「ほうぉ〜〜」
「逮捕された奴らは使用による逮捕歴があった奴らだ……問屋も消えていた」
「御神、どうするんだ?」
「麻薬を使える場所を作るとしたら……」
「売春か」
「そうだ……しかも完全に一見さんお断りの所だな」
「客船型かよ……潜入でないと暴けないぞ」
「もう一つは学園型だ、過疎や限界集落なら有力者の下半身を掴み易い」
FN−F2000Jの射撃訓練を終え専用ケースに収容するとその男は納得した。
「その為に火の車になっている学園法人を調べてくれと言いだしたのか?」
「そうだ……」
「ったく……文部科学省もいい顔してなかったぞ」
ファイルを渡した男はため息交じりで言う。
「麻薬と売春でも露見すれば県知事所か政権一つ吹っ飛ぶぜ……」
「それもそうだな」

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