PiPi's World 投稿小説

絶対男尊国家の仕事人
官能リレー小説 - 戦争

の最初へ
 2
 4
の最後へ

絶対男尊国家の仕事人 4


ぐっちょ、ぐっちゅぐちゅちゅっ。

「んんッ・・・♪わ、わかったの、アンリ?あなたはもう私たちの家長で、支配者なのよ?
 クリスの処女を奪うくらいでいちいち悩まn・・・ひあぁんっ!?」
「わかった。わかったよ、姉さん」
朝食後。アンリは対面座位の体勢でユリアに犯されていた。
もっともあえいでいるのはユリアだけで、アンリは平然としている。
せいぜい説教に辟易してるくらいだ。
逆にユリアのほうが腰砕けになっているくらいだ。
戦場帰りの兵士ともなると、頼りなさそうな男でも成長するのか。
それともこの国の男だから平然としていられるのか。
その答えはわからない。
「あ、姉さん。そろそろ出そう」
「んはぁンっ・・・♪わ、私のときはこんなに簡単にできるのに、まったく世話のかかる弟なんだからっ・・・。
 クリスのときもこの調子でしっかりスルのよ?お、お、おあぁああぁ〜〜〜ッ!?」
子宮口に大量の精液を打ちつけられ、なすすべもなくアヘ顔をさらすユリア。
だと言うのに、肝心のアンリの顔はまったく晴れていない。
まったくこれだけの美女、それも実の姉を相手にしておいて贅沢なことである。
その後アンリは小刻みに痙攣を繰り返す姉を放置し、町へと繰り出した。
そうでもしないとどんどん追い詰められ、気分が沈んでしまう気がしたからだ。

アンリ達の住む村から小一時間ほど行った所にちょっとした町があった。
「はあ〜…」
その街のメインストリートをとぼとぼ歩きながら溜め息をつくアンリ。
すると前方からやって来た女性が彼に気付いて声を掛けて来た。
「あれぇ?あんた…ひょっとしてアンリ?」
「…あ!メリッサ…」
彼女、メリッサはかつてアンリ達の村に住んでいたが、先の戦争で父を失い、母ともども町に住む親戚を頼って引っ越していったのだった。
ちなみにアンリとは同い年の幼馴染みだ。
「久し振りねぇ。兵役終えて戻って来てたのね。なんか逞しくなった気がする」
「君も…しばらく見ない間にすっかり綺麗になったね。今何してるんだい?」
「この先にあるアップフェル亭って料理屋で給仕の仕事をしてるわ。良かったら今度食べに来て。ユリアさんとクリスちゃんも連れてね♪」
「ああ、是非そうさせてもらうよ」
「ところでアンリ、今日は何の用事で町へ…?」
「…いや、特に何か用事があった訳じゃないんだ…ちょっと村を出て気分転換したくてね…」
「本当!?なら私の“買い物”に付き合ってくれない?良いでしょう?ちゃんと“お礼”するから…ね?…ね?」
「ん・・・。まあ特にやることもないし・・・いいよ」
アンリはメリッサの申し出をあっさりと承諾した。
別に彼女の言う『お礼』の意味がわからなくなったわけではない。
ただアンリが悩んでいるのは妹クリスを父ではなく自分が抱くことにであって、それ以外には抵抗がないだけだ。
何だかんだ言って、結局彼もジョノシアン王国の人間なのである。
アンリの返事にメリッサは『やたっ♪』とうれしそうに微笑むと、彼の腕に抱き着いてさっそく『買い物』を開始した。
「で?今日は何を買いに行くつもりなんだ?」
「主にお店で使う食材とか食器の買い出しね。後は・・・服とかアクセサリー、媚薬とかのアダルトグッズなんかを見て回りたいかな」
「ええ!?食材買ってから他の店を見て回るのか!?」
さらりとおかしなものが入っていたはずなのだが、アンリはそんなことなど聞こえていないかのように違うところをツッコんだ。
それもこの国ならではの常識なのかもしれない。
「そんなわけないじゃない。買った食材は後でお店に届けてもらうのよ」
「ああ、そうなのか・・・ビックリした」
「今日はアンリのおかげでいろいろ安く買えそうねー♪期待してるわよ?」
「あのな・・・」
抗議するアンリを無視して買い物と銘打たれたデートが始まる。
まず最初に向かったのは町唯一にして最大の市場。
近隣の村々や行商人たちの集うにぎやかな場所である。

SNSでこの小説を紹介

戦争の他のリレー小説

こちらから小説を探す