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インキュバス〜伊賀淫法帖〜
官能リレー小説 - 時代物

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インキュバス〜伊賀淫法帖〜 3

「んん〜〜っ!んぐっ!んんぅ、んっ、チュッ、チュプチュプッ!ジュルッ!」
(だ、ダメッ!これ以上は・・・)
つい受け入れてしまいそうな自分の心を叱咤し、朧は顔を捩って男の口付けから逃れようとする。
だが、その時、彼女の肉体に変化が生じた。
「んん?・・・んぐぅ!んこっ、んっ、んぷっ、んぷっ、んぷっ・・・ふぁ?」
(何これ?・・・気持ちいい・・・)
唇から甘い痺れが流し込まれると同時に、膝から力が抜け、流し込まれる男の唾液を嚥下することに疑問を抱くことすら胡乱になっていく。
「んん、んっ、んん〜〜・・・んんっ、チュッ、チュププッ・・・ジュルッ!」
半蔵の口づけが巧みなのか、それとも他に理由が有るのか、気が付けば朧は自ら積極的に男の口付けに応じていた。
口づけを交わしている間も、半蔵の手は彼女の太腿や乳房を這い回り、その度に朧は身を震わせる。
(どうして・・・こんなに気持ちいいの?)
男のなすがままに身体に触れられ、本来なら嫌悪感を抱くべきなのに、その指先の感触さえ心地良く感じる。
気が付けば朧の牝穴は、我知らず愛液でぬかるみ始めていた。
(どうやら薬が効いてきたようだな・・・)
そんな少女の変化を感じ取った半蔵は、朧の身体を布団に押し倒すと、彼女の膝に手を置き、両足を左右に広げる。
「キャ!な、何をッ」
自分でもまともに見たことの無い最も秘すべき場所を見つめられ、朧は恥ずかしさで耳まで真っ赤になる。
「ふっ・・・よほど口づけが気持ち良かったようだな・・・ここはもうしっかり濡れているぞ」
「やッ!み、見ないで下さいッ!」
身を捩って少しでも視線から逃れようとするも、男の力でしっかりと抑え込まれ、両足を閉じることは適わない。
「正直になれば良いものを。素直に忠誠を誓うなら、望むだけ快楽を与えてやるぞ」
「そ、そんなこと出来ません!」
「そうか・・・」
薬の効果で半ば快楽の虜になりながら、尚も拒絶しようとする朧の剛情さに、半蔵は皮肉な笑みを浮かべると、少女の太腿を割り開き、その付け根に顔を埋める。
「なッ!何を!?」
「安心しろすぐに気持ち良くなる」
「や、やめてくださッ!あ、あああああああああああああ!!!!」
半蔵の舌先が、まだ誰も触れた事の無い処女の割れ目を這い回る。
その余りの気持ち良さに朧は思わず悲鳴を上げてしまう。
「ほんの少し舐められただけでそんな声を出すのか、まるで発情した牝犬だな・・・朧がそんなに淫乱な女だったとは、知らなかったよ」
「そんな!違います!兄様だって知って・・・」
そこまで言って朧は昔のように半蔵の事を『兄様』と呼んでしまった事を恥じ入るように口を噤む。
「フフフ・・・そんなこと言っても、朧の花びらは、もうビチャビチャに濡れているぞ?」
朧の抵抗など物ともせず、半蔵は彼女のもの欲しげにひくつく割れ目に指を走らせていく。  
「や、やめてッ、そんなところ触らないでっ!・・・や、ヤダ!気持ち悪いっ!」 
「フッ、気持ちイイの間違いだろう?」
半蔵の言う通り、薬によって強制的に発情させられた少女の膣は、奥から漏れ出した愛液ですっかり濡れており、軽く触れるだけで熱を持った粘液がねっとりと指先に絡みついてくる。
「感じていないのなら・・・この、いやらしい汁は何だというんだ?」
半蔵は愛液で濡れた指先を朧の目の前に突きつけ、ニチャニチャと擦り合わせる。
指と指の間で糸を引く淫らな液体を見せ付けられ、朧の顔は羞恥で真っ赤に染まる。
「そ、それは・・・」
「認めろ。お前は敵の手でも感じてしまう、淫らな牝だと」
「ち、違いますッ!わ、わたしは・・・」
秘裂から生じる痺れるような快楽に耐えながら、朧は半蔵の言葉を必死に否定しようとする。
「何が違うというのだ?現にお前はこうして快感によがり狂っているではないか?」
動揺する朧を言葉で嬲りつつ、半蔵は指で少女の秘部を激しく擦り続けた。

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