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華が香るとき
官能リレー小説 - その他

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華が香るとき 93

チュル…
「ぷはあ…」
チュパ…
「ああ…」
射精が終わると、桜と菫の口がようやく洋介から離れた。いつの間にかメイドの放尿も止まっている。
桜と菫は自分達の手に付いた洋介の精液を舐めながら満足げに口を開いた。
「うふふふ…洋ちゃんたらこんなに一杯出しちゃって…とっても嬉しいわ〜」
「はい…」
「芙蓉(ふよう)のおしっこもいっぱい出てましたね…あんなにお漏らしするなんて…よっぽど洋介さんのおちん○んが気持ちよかったんですね…」
「はあ…」
どうやら芙蓉というのがツインテールのメイドの名前らしい。
洋介は、
(気持ちよさとお漏らしする量は関係ないんじゃ…)
と思ったが、あえて口には出さなかった。
一心地付いた洋介が自分の体を見渡すと、腹から胸全体が芙蓉の小便(プラス自分の出した精液)にまみれていた。あちらの趣味のない洋介がいささかげんなりしたことは否めない。(ちなみに桜と菫にはほとんど小便はかかっていなかった)
(どれだけ我慢していたらこんなに溜まるのかな?)
快感のあまり失禁したメイドなら昨日もいたが、さすがにリットル単位で豪快に垂れ流されるのは洋介も初体験である。とりあえず体を洗いたい所だ。
「あ、あの…とりあえず放してもらっていいですか?俺、シャワー浴びて来たいんで…」
射精が終わった後も桜と菫は洋介の肩を押さえつけ、彼が起き上がれないようにしていた。洋介はその拘束を解くよう、母と叔母に頼み込む。しかし…
「う〜ん。どうしようかなあ〜」
「せっかくですからもう少し…」
二人の返事は煮え切らないものだった。困った洋介は重ねて懇願する。
「そ、そう言わずにお願いします。俺、体を洗わなきゃいけないですし、芙蓉さんだってこのままじゃ…」
そこまで言って、ようやく二人は折れた。
「それもそうね…分かったわ。その代わり、洋ちゃんの体は私達が洗うんだからね?」
「昨日の続きをしましょう、洋介さん…」
「は、はい…」
ここで了承しなければ二人はいつまでも洋介を押さえ付けているかもしれない。少々恥ずかしいが妥協のし所だった。
「それじゃ行きましょうか、洋介さん…」
桜がまず洋介の体を押さえるのを止めた。続いて菫もそれに倣う。ようやく上体を起こすことができた洋介は、失神した芙蓉をどうしたらいいかと考え始めた。
「それじゃ…」
だがその時、バン!という大きな音が部屋に響く。
何事かと洋介が音の方に目をやってみると、ドアが勢いよく開いて数名のメイドがノックもせずに乱入して来る所であった。先頭には雪乃が立っている。
「雪乃さん…」
「お早うございます洋介様。よくお休みになられまして?」
「お、お早うございます、雪乃さん…その、まあ、寝られました…」
「お早う。雪乃。朝からご苦労ね」
「いらしたのですわね…桜様に菫様…」
ベッドの上の桜と菫に向けられた雪乃の声は、洋介に対するものよりわずかに低かった。
「あの、雪乃さん。それで一体…」

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