PiPi's World 投稿小説

華が香るとき
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 -1
 1
の最後へ

華が香るとき 1

初めに…近親相姦の内容もでますので、嫌な方は読まないで下さい。BBSを設置させて戴いています。ご感想、ご協力戴ける場合はそちらも参照下さい。


都内の普通高校に通う中村 洋介は、今日も他の日と変る事のない退屈な一日を過ごしていた。
毎日、ただ起きて、ただご飯を食べて、ただ学校に行く。
他にする事といえば、ただ日課のオナニーを…朝起きた時に1回、そして夕方学校から帰って1回、寝る前に1回する位である…
しかし、学校へは電車通学なので、電車の中で他の高校のお姉さん方、OLのお姉様方の隣に並んだ時は、
駅で1・2回する事もあるのだが、それは別に言わないでいい事だろう…
洋介は容姿は飛びぬけていい方である。友達もマトモな人間と付合っている。
その彼が、今まで彼女と付合った事がなかった訳ではない。
しかし、なぜか長続きしないのだ。
だから、彼女がいない今では、…いや彼女がいても関係ないが、オナニー漬けの日々を送る羽目になったのである。

 この男。父親はいるのだが、母親は彼が幼いときに、両親が離婚したとか、母親が死別したとか、突然雲隠れしたとか、身売りしたとか……
 ともかく母親がいないのだ。家に写真すら残っていない。
 何度父に聞いても先ほどのような、時にはもっと無茶苦茶な事を聞かされるだけなのだ。

 彼の父は普通のサラリーマンであり、毎日彼と同じように平凡な日々を過ごすただの一般庶民である。
 今日も父と洋介が夕食の食卓についていたが、父と洋介との会話というと…
 洋介曰く「父さんが自慢できる事といったら『イイカゲン王決定戦』になんかに優勝してる事だけだね!!」
 父曰く「そうだなぁ。父さんはこれを貰えたから、お前をここまで育ててこれたんだぞ!!どうだっ!!父さんを尊敬したか!?がぁはっはっはっはぁーっ!!」
「…………」



(何が「がぁはっはっはっはぁぁっ!!」だよ…。この人には皮肉というもんが通じないのかよ…こんな人に育てられた俺って一体………(泣))
と、洋介はいつものように落胆して、自分の部屋にオナニーをしに戻るのだった…

 そう、洋介と父は、毎日代わり栄えのしない、平凡な日々を過ごすのであった。

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す