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華が香るとき
官能リレー小説 - その他

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華が香るとき 87

そこで紅葉は仕方なく、せめて洋介の寝顔でも拝んで部屋に帰ろうと洋介のベッドに近づいた。
と、そこで突然…
「う〜ん」
と布団の中から声がして、洋介が寝返りを打ってしまった。
しかも洋介は暑いのか布団を器用に紅葉の顔に放り投げてしまった。
「……」
突然洋介に布団を投げられ、視界を完全に遮られた紅葉はもう何も言えなくなった。
いや、言えなくなったというより、先程までの洋介の態度と今の洋介の行動で完全にキレてしまった。
「もういいもん!こうなったら何が何でも今日、洋介様に処女を奪って戴くんだから!」
普段は仲の良いメイドとの会話でも殆ど口を開く事もなく、本当に大人しい性格の紅葉を洋介はここまで追い詰めてしまったのだ。
そして紅葉はもう我を忘れんばかりの勢いで顔にかかっていた布団を部屋の片隅に投げ捨て、その勢いでメイド服と下着を脱ぎ捨て、とうとう全裸になってしまった。
「洋介様が悪いんだから!洋介様が雪乃お姉様ばっかり可愛がられて、私を無視するのが悪いのよ。女は雪乃お姉様だけじゃないって事を絶対に洋介様に分かって戴くんだから!!」
そう言いながら紅葉は洋介の服も激しい勢いで剥ぎ取ってしまう。
「きゃっ…」
紅葉が洋介のズボンを剥ぎ取ると、洋介のち○ぽが何と勃起しているではないか。
先程の歓迎会の時、紅葉は洋介を囲むメイド達の外側で洋介の勃起したものを見るのは見ていたが、その時は他のメイド達の壮絶な争いに付いていけず外で眺めるしか出来なかった。
なので、この様に間近で男性器を見るのはこれが初めてである。
これ程キレている状態の紅葉ではあるが、やはりウブである。
思わず普段の可愛い声を出してしまった。
 
「え〜っと…確か本に書いてあったのは、初めにフェラチオだったはず…」
何の本を読んだのかは知らないが、紅葉は本から得た知識を忠実に再現すべく、洋介のち○ぽに顔を近づけフェラチオを始める。
ちゅぱ…ちゅぱ…ちゅぷ…
「確かキャンディーを舐める様にするんだったよね……う〜んこんな感じでいいのかしら…」

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