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華が香るとき
官能リレー小説 - その他

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華が香るとき 76

この特別クラスは3年制であるが、3年間を終了した時に更に試験がある。この試験は10000点満点の試験で、メイドとしての試験が5000点、洋介学が3000点、学問が2000点の試験だ。そして、その試験を9800点以上取った者が、漸くこの屋敷のメイドになれるという仕組みである。
あと、裏話になるが、その試験の面接試験の時は、桜と菫、雪乃が監督官として行なう。その時に桜と菫の趣味で美人で胸が大きい者をチェックしてあり、その者が合格点をクリアした場合にのみこのお屋敷には入れるという事となる。
(つまり桜と菫の好みに合わないと合格できない。「桜・菫の好み=洋介の好みの予想」である)



少々話は長くなったが一応はこんな感じである。
洋介はこの話を聞いていて、ただ驚くばかりであった。
しかし、話はまだ続くようで菫が再び口を開く。

「しかし、洋介様。誤解が無いようにきちんと説明させて頂きます…………………
(再び以下に説明。だって話ばかりが長くなったら、読み辛いでしょ?(汗))
………あと、このお屋敷には洋介さん、桜、私、このお屋敷のメイド、そしてホテルの一部の人間しか入る事は出来ません。
ホテルの者や、その他の場所で働いている者達には洋介さんがホテルまで行かれて、お顔を見せてあげて下さいませ」



※会話部分
(この特別クラスからこの屋敷に入ってくるのは、実は毎年2、3人しかいない。特別クラスは大体10人位なのだが、この10人のうちの2、3人と言う訳ではない。この試験自体は毎年行われているので、この試験に落ちた者は、ホテルの方で1年間働き、その後試験を合格して入ってくる者もいる。もちろんこのお屋敷に入れなかったといって全てが無駄になる訳ではない。特別クラスを出てホテルにいる者は、それなりの知識と実技がある。その者達は特別クラスでの経験を生かしてホテルでは重宝される)



菫がそう言うと、周りにいるメイド達が「私達はこのお屋敷に入れた事が人生で一番の自慢でございます」と付け加える。
洋介は今までの話を聞いて、この人達は本当に凄い人達だと思った。
でも、いくら洋介学を習って洗脳されているとはいえ、ここまで自分の事を慕ってくれるのは如何なものかと思い、その疑問を口にしてみる。

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