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華が香るとき
官能リレー小説 - その他

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華が香るとき 75

洋介達は仲睦まじく、楽しそうに話をしていた。
主にリナリアと桔梗のマシンガントークで、洋介は聞く一方であったが、それはそれで楽しかった。
桔梗とリナリアが話し疲れたのか、話が一区切りついた時、洋介はここに来て疑問に思っていた事を5人に聞いてみる。
「あの、ここの人達って皆美人なんですけど、何でなんですか?」
洋介がそう言うと、5人は嬉しそうにお互いが見つめあい、菫が代表して口を開く。
「うふふ…、有難うございます、洋介様。これはこのお屋敷に入る資格というものが関係しているのでございますわ。この際ですので、このお屋敷のメイドの仕組みをご説明させて戴きましょうね。このお屋敷にいるメイドは全て孤児というのはお聞きになられましたか?」
菫の質問に洋介が答える。
「はい、沙羅さんと咲夜さんから聞きました。あと、「洋介学」っていうのがあるのも」
洋介が答えると、菫は微笑み再び話を始める。
「そうですか…、そこまでお聞きになられましたか。彼女達はこの島に来て、まず普通の子供のように勉強をします………………………(以下に説明文あり)。という訳でございます…」



(ここの特殊なシステムは、高校入試から始まる。その試験の受験資格は女性のみで、大変難しい物である。合格者は全体の2割程だが、試験に落ちたからと言っても、落ちこぼれと言う訳ではない。
所謂、普通クラスと特別クラスと言う訳だ。その試験は一般教養が5割、洋介学が5割の試験であり、試験の9割取らないと特別クラスに入れない。
高校の特別クラスではこのお屋敷に入る為のあらゆる勉強と実習がある。普通クラスでは、所謂普通の高校の勉強と社会に出ても通用する一般常識、そして僅かではあるが洋介学を教わる。この島の孤児が全てこの島に残ると言う訳ではなく、この島で高校を出た者は、この島に残るか、日本等の国に戻って普通の生活をする事も出来る。
話を戻すが、特別クラスでは主にメイドになる為のあらゆるシツケ、料理や掃除等の実習、そして洋介学の真髄と、大学レベルまでの学問を教わる。

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