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華が香るとき
官能リレー小説 - その他

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華が香るとき 70

それにごうを煮やしたのか、まだ顔に幼さが残り、長い黒髪を拗ねた様にいじりながら、桔梗が口を開く。
「あの…、菫様…。菫様ばっかり洋介様を独り占めするなんて酷いです…。私達にも洋介様のお相手をさせて下さい……」
そして、それを発端として、椿、リナリア、それに普段は無表情だが、実は表情を作るのが苦手で、綺麗な茶色のショートヘアの真木が一斉に不平を口にする。
そんな4人の姿を見て、菫は苦笑しながらもお姉さんっぽく微笑んで4人を宥める。
「ふふふ…、ご免なさいね。私のせいで、まだ洋介さんをお清めしてあげてないのよね?では、私は横で見ていますから、貴女達で洋介さんをお清めして差し上げなさいな」
菫がそう言うと、4人は今までの不満はどこにいったのか、一斉に嬉しそうに洋介の側に寄る。
「さあ、洋介様。どうか横になられて下さいませ」
先程は2人でやっていたのだが、今回はもう4人共我慢できないと言った感じで我先に洋介に近づいてくる。
洋介はその迫力にちょっと怯えながらも、美女4人に洗って貰える期待で一杯だった。
「あの…、お手柔らかにお願いします」
洋介のその言葉に4人はくすくすと笑いながら、洋介を自分達の体で丁寧に洗っていった。
4人は洋介と体を合わせている嬉しさからか、顔を紅潮させながら洋介を洗っている。
4人の完璧とも言える体、そのしなやかな手、大きな形の整った胸で洗われ、洋介はまた息子を覚醒させてしまった。
「あの、すみません…」
洋介はその恥ずかしさからつい謝ってしまう。
しかし、4人はもう気にする事なく洋介を丹念に洗っていく。
「ふふふ…、洋介様、お気になさらなくて下さいませ。洋介様がこうなってしまうのは、男性にとって仕方ない事と聞いております。ですから、洋介様は私達のされるままにしておられて宜しいのですよ」
あの、表情を作るのが苦手そうな真木が笑顔で洋介をたしなめてくれる。
どうも、真木は洋介の前ではちゃんと表情を作れる様だ。
「はうっ!!…」
誰の手かは分からないが、洋介の息子を洗い始めた。

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