PiPi's World 投稿小説

華が香るとき
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 66
 68
の最後へ

華が香るとき 68

洋介は今日、もう何回も出していたのだが、痛みを忘れ、菫の口に出してしているという興奮から、1分は続いたのではないだろうかという位長い射精をしてしまった。
しかし、菫は初めてのイマラチオなのである。
しかも、精子を口に含むのではなく、喉に打ち付けられ、直接胃に流し込んだのだ。
洋介は菫に咥えて貰っている感動と、射精の快感から菫の口からムスコを離す事を忘れてしまっていた。
その為菫は、酸素不足から意識を失いそうになっていた。


1分間の射精が終わり、洋介は漸く落ち着きを取り戻す。
そこで漸く洋介は菫の異変に気がつき、急いで息子を菫から離す。
「ああぁ…菫さん。菫さんご免なさい!!菫さん!!しっかりして下さい!!菫さん!!」
しかし、菫は酸欠からか顔を真っ赤にして意識を朦朧とさせている。
洋介は、とんでもない事をしてしまったとあたふたとなってしまった。
他の4人も菫がこけてしまったばかりか、急に意識を失ってしまいおろおろとしていしまっていたのだ。
洋介は何とかしなければと思い、無い頭をフル回転させる。
洋介はそこで、この島に来る数日前の学校の保健の授業で習った人工呼吸を思い出した。
「…菫さんっ!!今直ぐ助けますからね!!」
洋介は深呼吸して、菫に空気を送り込む。
その姿を見て4人は「あっ!!」と言って、息を飲み込んでいるが、洋介にそんな余裕は無い。


洋介の献身の人工呼吸の甲斐もあってか、菫はおぼろげながら意識を取り戻した。
「ううぅぅ……」
「あっ!!菫さん。大丈夫ですか!?」
菫は洋介の声で、洋介が目の前にいてくれているのを確認すると、苦しそうではあるが笑顔で口を開く。
「…よう…すけさん…申し訳ございません…。菫が不甲斐ないばかりに、洋介様にご迷惑をお掛けしてしまいました……。どうか菫をお許しください……」

と言って、菫は涙を流した。
「菫さん…、菫さんのせいじゃないんです!!俺が勝手な事をしたから菫さんがこんな事になったんです!!だから、謝るのは俺の方なんです。本当にご免なさい…、菫さん…、ご免なさい……」
洋介は頭を下げて心から菫に謝ったのだが、菫への申し訳なさからとうとう泣いてしまった。
菫はそんな洋介の姿を見て、泣きながらも洋介を自分の胸に抱きしめるのであった。



SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す